感想いただきました。
おはようございます!
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
5月5日 世間は子供の日だそうです。ええ、お仕事です。
本日のお話は、感想いただきました。はい、まんまですね。
ええとこちらに掲載するか、徒手調整術研究部の方に掲載するか正直迷ったんですけどね。あちらに掲載するとなんか露骨な気がして、こちらにこっそりとあげておこうと思います。
いただいた方はアトピー性皮膚炎にお悩みの30代女性 事務職。
「疲れたな~」と感じると肌が……、アレルギー系症状は特にですがこういうタイプの方よくいらっしゃいます。
なぜかというと、基本的に人の体は自分でほどほどの状態を保とうとする仕組みを持っています。これ、ギリシアの哲学者ヒポクラテスの言葉を源とする例の『自然治癒力』と言われるもののお話で、具体的には自律神経系-免疫機能の仕組みと機能なんですね。
勘違いしている人が多いのですが、本来の東洋医学の用語としては自然治癒力なって言葉、ありません。だって言う必要がないから。
当然ですが、からだに余裕があるときはこの機能は十分に活用されますが、ある幅を超えると機能が働きにくいからだの状態へと陥るので、機能低下を起こし、様々な症状が現れます。
この方も同じで、日々の疲れから、からだが補正を起こし、この補正が寝ている間、からだを回復している間に取り切れず残ることで、からだの機能がうまく働けない状態が起こり、さらに日々の仕事で負担が加算、より一層うまく働けない状態→病気、症状が発症という流れになっているわけです。
なので私が行うことは、からだ自身が無理なく働ける状態へと反射的に戻る分だけ戻してあげることで、からだに余裕を作り、からだの機能が十分に働ける状態へと調整を促すこと、これだけです。
本当は30分も時間かけなくていいんでけどまあ客商売ですから2~30分は時間をかけるようにしています。
最速? 最速で施術すると5分かからないかな? ただ、それだと本人の体や本人の無意識は何をやったか認識できても、ご本人の顕在意識では何をやったかわかりにくいという問題があるのでわかっている人を除いてこういうことはしませんね。
こちらの方もいつも通り徒手調整術のみで施術しました。
※針灸は苦手となぜか鍼灸院に来た奇特な方。今では笑い話なんですけどね。
基本的に、自律神経系がうまく働いていないという状態は体に現れます。
たとえば
1.頭部状態:拡大、縮小かつ硬化など一次呼吸がうまくいっていない状態、脳脊髄液循環不良。
2.頚部状態:前後左右回旋などの運動性の低下、圧痛
3.背部状態:前後左右回旋など運動性の低下、左右対称性に動けない状態、いわゆる歪み
4.関節可動域の状態:左右差が大きくなる
5.筋力状態:筋反射低下、あるいは筋力自体の一時的な低下状態
6.重心:前後左右などで一方向あるいはいくつかの方向で大きく崩れる
7.思考低下:あたまがすっきりしない、怒りっぽい、落ち込みやすいなどメンタル系の偏り
8.内臓不和:なんとなくからだが重い、胃腸の調子が悪い、消化不良
などなど
そのほか細かいところはいくらでもあるけれど、ざっくりとした判断でも左右対称性の崩れというのは確認できる。
逆に言うとこの左右対称性や筋反射などが回復すると自律神経系の機能がある程度回復したと類推することができる。
こちらの方も、一次呼吸や上部頸椎の状態、経絡の状態など専門家として確認すること、そして同さチェックを通じて本人と確認すること、本人の体調の自覚など確認したうえで、調整を行い、調整後変化を確認という過程を毎回丁寧に繰り返しただけで肌質改善という結果につながりました。
「紹介されて半信半疑で来たんですけど、凄いですね~。まさかこんなに変わるとは」
はい、こんな感じの感想をいただきました。
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