鍼灸とエネルギー療法のお話
ども、大忙しなからだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。まじめな話、ちょっといろいろとやること、やりたいことが多くて、ばったばたしていました。
ええ、特にG.W.のスケジュール調整はやりたいことNo.1ですね。※まじめなお話。
その結果、5月3日を休みにできそうです!
奇しくも憲法記念日。私、実は学習院大学の法学部卒で専門は比較憲法なんですよね。まあ、たまたまの偶然なんですが。
さて、本題へと移りましょう。
改めまして、こんにちは、藤井崇次(泰心堂)です。
私の施術家としてのルーツは積聚治療(創始者:小林詔司)にあります。というよりももっと積極的に積聚治療を学ぶために母校を選んだというのが実際だったりします。
積聚治療は、鍼灸の施術方法のひとつであり、症状や患部、経絡にこだわらず、その人の本質的なバランスの崩れを鍼という媒介と意識をもって均し補正し、自らの力で穏やかにあるいは劇的に回復していくことを助ける根本調整、改善系の施術です。
詳細は積聚治療の本家本元積聚会の皆様や直接の恩師である小林詔司の著書をご覧いただければと思います。卒業の時に小林に「あとは自分の責任で施術しなさい。じゃないと上手にならないから」と一言と通称赤本にサインをいただいたのは大変うれしいものでした。今なお、戒めとして、励ましとして保存しています。
現在は、さらに一歩も二歩も進めて、積聚治療にこだわらない施術方法へと変化してしまいましたが、それでもなお、私の施術を形作る要素の一つに違いありません。
ぶっちゃけ話、積聚治療を学んだおかげで、今の今まで施術自体に困ったことはありません。
だって、明確に何をしているのかを理解していますし、施術は〇〇に対して反射調整を促すことであり、それは”変化”として確認されることを身をもって体験しているから迷うことがないのです。
変化しなくなったのならば、その時点でその回の施術は終わり。
当然です。変化しきって、その時点でおさまりの良いとことに治まったので、あとは体がやるべきこと。
これが積聚治療では明確です。
一方、後輩たちやなぜか先輩方の施術上の悩みを聞いてみると、「何をしてよいのかわからない」とか「症状とツボ(経穴)の有効な組み合わせがわからない」とか、ある意味で不思議な悩みが多々ありました。
これってただテクニックを追っている人が陥りがちな罠なんですよね。
う~ん、なんていうかバスケでスリーポイントシュートってあるじゃないですか? あれ、サッカーで使えます?
こういう質問をすると皆さんこぞって「競技が違う」と答えます。
私はこの答えを聞く度に思うのが、「何も考えず、反射的に応答しているんだな」ということ。
どういうことか、
スリーポイントシュートの特徴
〇3点入ること
〇遠距離になるので一般的に確率が低い
〇警戒が強いゴール下に侵入しなくてよい
〇ゴール下を固められている場合、余裕をもってシュートに臨める
〇シュートが決まれば、ゴール下の警戒を緩めることができる。※DFが外に広がるから内が空く
3点入るのは独自性ですが、基本的にこれってさ、サッカーだとペナルティーエリア外からシュートを打つときの特徴と同じでしょう?
実は施術でも同じことが言えます。
結局、何を調整しているの? どういう仕組みで治っていくの? 健康ってどういう状態? などより根源的な、本質的な問いを突き詰めることでそれぞれの施術における共通項が探せたりするわけです。そうなると共通項を外さなければいくらでも施術法を作ることも可能なわけですよね。
これってね、ある意味で、微分と積分の世界。
じゃ、タイトルにあった積聚治療とエネルギー療法って共通項は何?
そう考えていくと、その施術の本質が見えてくるわけですね。
と次のお客様が来院されたので、この話は途中になってしまいますが、この辺で。また気が向いたら書きたいと思います。
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