質問に答えます。その95 早々と夏バテ?どう対応する?
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。
連日、暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はというと昨日、スケジュール調整を事前にさせていただいたうえで、都内出張施術+こまごまとした所用であちこち移動していました
私は出張施術の際は、割り切ってあえてあまり多くの道具を持ち歩きません。
はい、これくらいですね。
内容としては、アルコール綿花×必要数、刺さない鍼(てい鍼)の材質違い各1本の計二本。灰皿、もぐさ、糸状灸、線香、ワセリンなどの油、電子ライター、ポインティング用にぺんてるの筆タッチサインペン。
これが基本セットですね。
昨日はこれに加えて、手指鍼術専用の鍼セットですね。
専用の鍼管を人数分。滅菌済みの専用鍼をこれも必要数ってところですかね。
あとはいつも通り領収書など会計用セットと普段から持ち歩いているメモと筆記具。携帯電話に、WiMAX端末+タブレット、タオル、水筒ってところですね。
ええ、昨日は暑かった。というか日陰が少なかった。そんな中、個人オフィスで施術しては、次の個人のオフィスへという珍しいオフィス行脚。
実はこの内容が本題との関連だったりします。
質問に答えます。その95 早々と夏バテ?
どう対応する?
さて、本題はこれですね。
この手の質問は季節柄なんですかね?
そこそこバックグラウンドでメールやらメッセージやらをいただいております。
う~ん、なんて言ったらよいのかな?
脱水、寝不足、ふらつき、ひどいとめまい・頭痛。虚脱感、易疲労、食欲減退・・・・・・等々
まあ、夏場によく見る感じですね。
いわゆる夏バテで、熱中症ってやつに近い。
こいうときってどうするの?ってお話。
泰心堂の場合はとっても簡単で、これ全部、蓄積疲労として処理します。
つまり、いつものあれ=Zero-Resetです。
頭のむくみや、硬軟感、関節の即応性なの脳機能低下状態のチェック、キネシオロジーテストによる心身のストレスチェック、心当たりの聞き出しなどいつもの手続きを経てから、リセットかけていく、これだけですね。
キネシオロジーテストそのものはあまり鍼灸院では使わないかもしれませんが、実は、脈診もまたキネシオロジーテストの一種なんですよね~。わかりにくいけれど。
とまあ、脱線はここまで。
あとは手続き通りって感じですね。
補足として一般的な鍼灸院んだとどうすればよいか?というお話をすると、これ結構面倒です。
なにせ、基本的な身体観、病理観が違いますので、そこからやらないといけないのですよね、本来は。
なので、サクッとヒントを。
経絡治療‐六王鍼(鴻仁式十二鍼穴法)を使う方はそのまま。
経絡治療‐四経の虚を中心に考える方は、虚に対して補法、陽実に対して瀉法
脾胃論の方は、腹と脾経を中心に
気血津液病証中心の方は、気虚、気陥を念頭に置いたうえで、病証特定の上処方、行気活血処方とかを使う場合もある。
澤田流など太極療法系はそのまんま基本術式を。
あと、なんでしょうね?
私は、割と奇経のパターニングを用いるかな?
さて、私の場合、今回は出張施術+手指鍼術という縛りというかまあ、パターンだったので、八性穴+五治処方+頭七という組み合わせを用いました。
写真はイメージです。これ確か、脾熱方+八性穴パターンかな?
小松隆央先生のこまつ式は、処方をキネシオロジーテストも利用して片手に1~3処方の組み合わせ+患部と対応した相応領域への多鍼という特徴がありますが、今回は明確な患部がなく自律神経系の不調がメインだったので手気脈の調整を中心にしてきた形ですね。
なお、手指鍼術はぶっちゃけ話、道具依存型術式の一つですので、専用の動画がない場合非常に面倒。また、入手先が限られていますので、「ちょっと試してみよう」という感じのつまみ食い勉強会などはありません。
関東圏の方はおとなしく、こまつ鍼灸院の小松隆央先生のところへコンタクトを取ってください。
関西圏の方は、・・・・・・あまり詳しくないので調べて下さい。
追記
ああ、そうそうなんで今回、手指鍼術なのかというと事前確認で施術台(ベッド)代わりになるものがないオフィス=事務所で施術することになっていました。となると応接室のソファをベッド代わりにということもできませんので、必然的に椅子に座ったままの施術ということになります。で、机を挟んで向かい合い、机の上を片付けて、タオルを引き、両手を出した状態で施術。これは手指鍼術じゃないとやりにくいわけですね。
今回は以上。
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