泰心堂式 手指鍼術~手のひら鍼灸のメリット~
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
ええと、まずは記事の方から書いて、ある程度構想がまとまったらこちらのAmebaOwndの方で3ページほどのランディングページ付きのWEBサイトを構築したいと思います。
でも症例か、正直ありすぎてまとめるのが大変。
さて、ぶっちゃけ話からしてしまえば、高麗手指鍼術あるいは瑞金療法などで検索をかければ、一般的なことは調べることができるので、さくっと割愛してもよいかな?と考えています。
〇施術者本人が自分のために開発した新しい鍼灸術。
前回の記事で私は”自分で作った”という話をしたと思いますが、泰心堂式の原型は私 泰心堂こと藤井崇次の重度の腰痛と喘息発作を自分で対処すべく開発。
きっかけは手の甲にある奇穴にして急性腰痛などに用いるケースが比較的多い、”腰腿点”。
「ここが腰に対応するのならば~」と仮説を構築して、あとは自己検証。
その結果、出来上がったのが泰心堂式の原型。
・・・・・・ところが似たようなことを考えた人がほかにもいたわけです。
ある夜、突然激しい頭痛に襲われた彼はふと目に入った自分の手から仮説を構築して導かれるように刺激をしたら痛みがおさまった体験をもとに体系化。
高麗手指鍼術として1976年に発表されました。その後、高麗手指鍼術協会を立ち上げ、韓国国内の健康増進活動に寄与したのち改名 瑞金療法協会へ。
というのが高麗手指鍼術協会の変遷。
共通しているのは、自分の症状・不調を何とかしたくて開発したということ。
それが利かないわけがない。
〇施術姿勢に自由が利く。
整体院や鍼灸院などに通いにくい理由として、姿勢の問題があることってご存じですか?
これ意外と施術者側も意識していない問題だったりしますが、現実的に、うつ伏せや仰向け、どれどころか施術台にも上がるのが難しいという方もいらっしゃいますし、更衣(施術時の服装)の問題がどうしても気になるという方もいらっしゃいます。
これ、手指鍼術なら何の問題にもなりません。
なにせ、”手”が使えればよいのですから。
実際、十数年に及ぶ施術活動の中で、待合スペースのソファ上で施術したことも、ベッドに上がれなくて、急遽椅子に座ったまま施術したこともあります。
また、宗教上の理由だそうで、通常の鍼灸のやり方では対応できず、わざわざ手での施術を求めて来院した方もいるくらいです。
もちろん、往診時代も食卓に向かい合わせで施術したこともありますし、ちょっと変わったところでは喫茶店の個室で施術をしたこともあります。
ええ、”手”で施術が完了するので、着替える手間もいりません。
※その代わり、特殊な鍼、鍼管が必要です。
〇デメリットは道具と知識量
ええと良いこと二つ続けて書きましたので、ここでマイナス方面も書いておきましょう。
大きく分けると二つ
1.専用の道具の問題
私が自己開発していた時は、専用の道具がなくて、皮内鍼という特殊な鍼とピンセットで代用していました。高麗手指鍼術の師であるこまつ治療院小松隆央先生のところで学んでよかったことの一つに、専用の道具の入手先という面があったのは本当です。
2.知識量と学習の場
さて、知識量というのは日本の鍼灸専門学校、鍼灸大学で学ぶ体系とは異なる角度の東洋医学の知識が必要です。
韓国の三医聖のひとり舎岩道人があらわしたとされる『五行鍼』をベースとする癖のある五行論や相応療法や三一体質論、統治療法、気脈療法複合処方として用いる五治処方など一般的な日本鍼灸ではあまり使わないものを当たり前に使いますし、よく使うツボも異なります。
さらにはこれらを学べる場がまた少ない。
私は、運よく機会を得て、こまつ鍼灸院 小松隆央先生のところで学ぶことができましたが、あとは関西に少し大きめの団体があるくらいでしょうか?名古屋の団体は正直よくわかりません。
そんな感じですね。
ちなみに「学びたいです」というメッセージをいただくこともありますが、当院では教えていませんので、小松先生のところへお問い合わせください。
とりあえず今回はこの辺で
0コメント