業務連絡? スケジュールに空きが出ましたのでご案内。
こんにちは、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師、操体法術士の藤井崇次(泰心堂)です。
まずは業務的な連絡です。
施術のスケジュールの都合で木曜日午後と金曜日、土曜日の11時、13時に時間が取れるようになりました。
すでにうち泰心堂の顧客の方、そしてこれから顧客になろうと考えている方、しばらくこの時間帯が狙い目になります。
お早めに水曜日以降の営業時間内に電話か、指定アドレスに📮メール、またはメールフォームにてご予約ください。
なお、施術中は電話取れませんし、施術時間が勿体無いので、電話口では質問や相談に答える時間が取れないことがございますので、できるだけメールまたはメールフォームにて連絡をください。
メールが使えないという方は、覚えてください。
さて、前回の投稿からしばらく空いてしまいました。その間も原稿自体は書いていたのですが、載せたらまずいものばかりができあがるという悪循環。
ちょっと心理的にもリセットをかけなければなと思う今日この頃です。
ええとなんのネタの話かというと、エネルギー療法の件なんですよ。
実のところ生体エネルギー(気血)を利用しているという意味では鍼灸もまたエネルギー療法ではあるのですが、大上段にエネルギー療法!と看板掲げるととたん怪しくなる。
慣れている方には問題ないんですけどね。でも施術者間でも意見が分かれてしまうこのエネルギーの概念なんですが、超一流と称される施術者は皆、この問題に関わってしまうとまあ、いろいろと厄介な案件なんです。
ただ、この意味というか定義をきちっと行って腑に落ちるとその瞬間施術効果、施術効率といったものが跳ね上がる、……というか結果が出てしまう。
それこそなんで病名聞いてビビっていたのだろうと思うくらい施術者としてはやることがシンプルになり、シンプルな上に結果が今まで以上にでてしまう。
うちですか?
はい、泰心堂ではごく当たり前に使っています。
ええ、知っていました?
泰心堂で使う鍼の実に9割が“鍉鍼(ていしん)”といって刺さらない鍼なんです。
刺さらない鍼でなんで刺す鍼以上の効果が出るのか?
→それはエネルギーの流れを整えているから
まあ、鍼灸とか東洋医学とか大好きな方はこれでも説明になってしまうのですが、これ本当に説明になっているのかは合理主義的な思考を基準としている私としては不満があったりします。
結局のところ、鍼を刺したところでからだの修復は行われません。
なぜ、からだの修復が行われるかというと、からだ自身がからだの中に生じている異常を認識して、自律神経系の機能を介して修復調整しようとするからです。
で、あれば別に鍼を刺そうが、刺すまいが、どうでも良いことなわけですよね。
からだ自身が現状を認識し、それを異常と感じれば、自ずと修復するのですから、私たちは認識する補助をすれば良いだけのことなのです。
で、鍉鍼を用いた方法のポイントは、金属を接触させることで触圧覚を刺激し、脊髄反射、中枢反射を引き起こし、ついでにからだ全身のフルスキャン(全身の走査)を促すことで、からだの異常を検知しやすい状況を作ることにあります。
じゃ、どこに接触させるか、刺激するか?
これは要は、自律神経系の機能低下を起こしている現状をどういう目印で外部的に確認し、なおかつ検査を持って施術者だけでなく、被施術者の認識にあげるか? ということであり、検査をすることでエネルギーの流れが悪いところ、滞っていることをからだ(顕在意識下、あるいは潜在意識下において)認識させることにあります。
あとは何をもってどこから、どの程度の刺激を用いて、からだの認識を促し、ついでに連鎖的な変化を誘導するか? という話になります。
エネルギー療法の考え方のよいところは従来型の〇〇が悪いから〇〇の調整をしなければならないというある種モグラ叩きみたいな思考と異なり、エネルギー自体が循環型であり、中枢からの連鎖的かつ自律的な調整を促すことで、細々とした派生症状もまとめてからだ自身が解決しようと動くので、枝葉の病名が〇〇だからとか、腰が、膝が、頭がと言った細かな問題への対処を促すだけで、治癒するかどうかは体にお任せという状態にできることにあります。
極論言ってしまえば、どんな患者さんが来ても体自身に現状の認識を促し、刺激を加えるだけであとはげんじょうに即した回復が行われるということになります。
ええ、手順が共通でも良いということですね。
しかもどこまでよくするかは体がしっかりと自分で決めているのでもみ返しやら好転反応という名のごまかしもまた基本起きません。
※好転反応ということばをやたらと使いたがる施術者がいらっしゃるようですが、何をもって評価しているのか不明なので、刺激に対しての反動、体にかかった負担の表れ以外の何ものでもないと考えます。
簡単に言うとそれが好転反応であると誰がどう証明するのか? というお話。
※同様にもみ返しなど論理的には存在しません。現象として“もみ返し”という説明をしているだけで、基本的には筋繊維に対するダメージへの筋性防御反応と傷ついた組織修復のための炎症反応がその正体。
→緩衝法を用いて筋肉を緩めた場合、もみ返しは起こりません。またDRTなどのカイロプラクティックの手技や自律神経系の作用を上手に利用した鍼術などでも必要に応じた筋緊張緩和は起こりますが、筋繊維、組織を徒らに傷つけていないのでもみ返しはおこりません。
施術者目線で見ても論理整合性がない施術って実は結構あります。
もちろん、それはエネルギー療法とよばれるものでも同じです。
なのでできるだけ正確にお伝えしようと思うと、いろいろと問題が生じそうな書き方になってしますので、そのまま公開できないというディレンマに陥っているわけですね。
おっとそろそろ移動時間なのでこの辺で
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