実は、泰心堂は上位表示されていたりします。

ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次
(泰心堂)です。

ま、今回のタイトルはちょっとした自慢話なんですけどね。
めまい、頭痛、メニエール病、自律神経失調、不妊などいくつかのキーワードで地域限定ではありますが、トップ表示独占!なんて時機もありましたね。
ええ、誇大表示したくないので、時期ではなく、時機=タイミングです。
うん、これなら事実です。

ということで今回のタイトルの裏テーマというか本題は“事実”って大事だよって話なんです。

まあ、なんというか私の専門分野の一つ 東洋医学的鍼灸でもなんとやらの一つ覚えよろしくEBMという言葉が踊っています。

ま、踊ったところで、議会は踊る
されど進まずってなもんで現状鍼刺してこうなった程度のお話なんですけどね。

はぁ、RCT?
ええと母集団とか大数の法則とかご存知ですよね。たかだか100名も被験者いないのに有意水準って?

まあ、なんというか微妙ですね。

そんなことを言っている一方で
「鍼灸はオーダーメイドの治療法だ」とかのたまっているのですから始末が悪い。

EBMを考えるときは一定形式、一定様式、一定の方法、なのに施術現場ではオーダーメイド? そもそもEBMとか使う気あるの?

そんな感じ。
ああ、ちなみにオーダーメイドは日本国内でしか通用しない勘違い英語もどきなので使うのやめましょうね。
→made to order

実際の鍼灸の術式は、パターニングであり、各個人に合わせた微調整。これってさ、インソール(靴の中敷)業界で言うのならばカスタムフィットだよね。

とはいえ、全く成果がないかというとそうでもなくて、

鍼刺激を行うと、脳のある分野が活性化した徴候が検出されるという実験データは相当数報告が上がっている。

で、それを持って自律神経系の調整に効果ありとするわけですが、

実はそれだけだと鍼灸理論ー蔵府経絡論は破綻し、五行論は虫の息となる。

なんで?

ええ、自律神経系の調整作用によって人体の機能正常化が促進され、結果的に治ると言うのであれば、自律神経系の調整が起これば手段方法はなんでもよいということになり、経絡や蔵府という概念は必ずしも必要ないと言うことになる。

となると次の段階というのは、Aという経絡を刺激するパターンとBという経絡を刺激するパターンとの間にその治癒に対して有意な差が検出されるか?というお話になる。
さて、問題。“個”の医術である鍼灸術においてそれをどうやって証明するの?

はい、EBMというのも視点一つでややこしい扱いになりますね。

さて、うちこと泰心堂ではどう考えるかというと、実は旧来型の経絡論からはとっくに離れており、自律神経系(あるいは脳・脳幹機能などの)の機能低下状態を基準に、経絡論を判断基準の一つとして利用して体をみるという方向性にシフトしています。

このスタンスの根幹にあるのは東洋医学というよりもより研究の盛んなカイロプラクティス理論やアプライドキネシオロジー理論など。

生体反射を利用して心身、特に自律神経系の機能状態を観察し、調整を通じて検出された機能低下状態が解消、解除されたことを持って、心身の均衡、平衡の回復、自律神経系の正常化を類推するということがアプライドキネシオロジーのシステムを利用して観察することができます。

これは鍼灸業界に入った時から考えてきた合理性のある確率論的に効率的な施術の確立という基本方針に則った変化であり、深化の流れなので私としては問題ない流れですね。

影響を受けたのは、科学的検証によりエビデンス取得済みの徒手調整術。
特に私の場合は、
◯DRT:日本DRT協会 上原宏先生
◯CSFプラクティス(脳脊髄液調整法):パーフェクトクラニオロジー協会 宮野博隆先生
◯仙骨内臓テクニック:ゴッドハンド養成塾 篠崎真樹先生
◯新自律神経整体:自律神経整体協会 岩城憲治先生
◯緩消法:痛みの専門院 坂戸孝志先生

カイロ系の施術の影響が強いのですが基準が明確なので、論理考察がしやすいので好みってだけなんですよね。

で、先に挙げたもののほかいくつもの手技をしっかりと学んで構造、論理、結果を観察して、それを今度は鍼灸技術で再現できないか? などを構造上入れ替え可能な部分を入れ替えてみて観察、考察を繰り返すことで、だんだんと蔵府経絡論系の鍼灸師から離れていったというのが実際のところですね。

でも、そうなると論理構造式=術式がシンプルになるのと、根拠がはっきりとしているので、自信を持って施術を提供できるようになったので、より結果が出て、評価が上がりましたね。

ええだって、説明通りに、指標を確認すると機能低下状態の確認ができますし、施術をすることで機能低下状態が解除されたことが確認され、回復のための前提条件が整ったことが確認できるので、クライアント側でも「先生の言う通りになった」と施術をしてよくなる準備がしやすくなりますので、こちらが無理に勧めなくともよくなりたいから「次、いつ来れば良いですか?」とときに食い気味に仰るので、クライアントのために施術機会を確保と心理的にもリピートしてもらうことに抵抗が無くなります。そうなるとうまく回るんですよね。

だって、リピートしてくれると言うことはそれだけ良くなる条件を整えられると言うことですから。

それが当たり前の事実として語れるので、ストレスフリー。

施術が楽しくなりますし、施術結果が出て喜ぶクライアントを見て、嬉しくなります。

施術者は不安商売なんていう人もいますが、結果を出せるようになるともう一段進めて、「なりたい自分になる」、「やりたいことを我慢しなくてよくなる」、こういった願望を実現するサポーター的な意識になり、不安商売じゃなくて、安心を売る商売だって実感ができますね。

さ、明日もきっちりと仕事しよう!っと

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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