四十肩、五十肩などのKHT的処方 相応点療法
おはようございます。
からだのエンジニア&からだの専門家 藤井崇次(泰心堂)です。
本日から7月、美容整体企画もあと半分。気を抜かずに丁寧な仕事を心掛けます。
さて今回のお話は昨日、今朝と顧客との会話の中で上がってので『五十肩、四十肩』の話。
現場ではもっと細かな話もあったのですが、詳細を書いても仕方がないので処方の話だけにします。
私 藤井は韓国の瑞金療法協会の研修課程修了者の一人であり、関東での第一人者 小松隆央の講習修了者でこまつ式高麗手指鍼術を名乗ることを許可されています。
まあとは言っても国内ではマイナーな術式なんですけどね。
ただこれセルフケア用のツールとしては大変重宝するものですので、泰心堂では難治性症状や重傷者、原因不明症状、内臓疾患を訴える方への対応のほか、自宅でのケアツールとして活用しています。
手指鍼術自体の得意分野としては自律神経系の反射的調整をその仕組みとしている関係上、自律神経系症状と付随する内臓系症状、神経痛症状などが得意分野になります。
なので単純な筋肉痛などは少々苦手としてはいますが、それはそれ。やり方次第ですね。
専門的な処方としては三一体質に基づく統治処方、気脈療法、五治処方とその組み合わせ、八性穴の処方などがあります。
一般向けの処方としれは基本方(数種類)と典型的処方、相応点療法などがあります。
今回紹介するのはそのうちの相応点療法。相応点(相応領域)はそうですね反射区、反射点などとほぼ同じ意味でからだの部位と相応じる部分を指します。
細かな話は書籍等に譲るとして私が五十肩、四十肩の人の反応をみる位置がここ。だいたい赤い線のあたりをテイ鍼という先が丸い鍼で押圧していって周囲に比べてあからさまに痛い点(過敏痛圧点)をチェック。そこにお灸などの刺激を与えます。
軽度の症状であればその場で、そうでない場合は数日から数ヶ月、痛圧点を探して刺激を繰り返すと割とよくなります。
逆に過敏痛圧点が見つからない場合はこちらの処方ではイマイチだったりするので参考程度にしてください。
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