美容目的の方用の自宅でのケア
どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
本日は木曜日。風が強いです。
本日も習志野市大久保の私のサロン 泰心堂にて鍼灸&徒手調整術の施術を提供中。
15~17時空きがありますので、急ぎの方は電話で予約の上、来院ください。
はい、美容目的の方用の自宅でのケアという意味深長なタイトルで話を進めたいと思います。
使うのは、↓この技術応用。
はい、手のひらで全身の調整をしようと試みるお隣、韓国発祥の高麗手指鍼術(瑞金療法学会)。
実は、私、日本国内ではまだまだ少ないこの鍼灸術の研究課程修了者。石神井の小松隆央先生に教わり、こまつ式高麗手指鍼術を名乗ることを許可されています。
とはいえ、今回はそういう大上段のお話ではなく、あくまでもセルフケアのお話。
この6-7月企画のお話でお見えになった方には既に伝えていることではありますが、
顔単独で歪んでいるケースは珍しい。
通常、顔と体の歪みは連動して起こっている。
という前提でセルフケアもすべきだと思います。
どちらが先かというとこれはまた難しいのですが、疲れているから顔、表情にも余裕がなくなると考えたほうがわかりやすいと思うので、顔のケアは洗顔や表情筋の運動やマッサージもどきなどに任せることにして、体のケアを高麗手指鍼術の技術を利用して行おうというのが今回のネタ。
ずばり回答は、掌へのお灸。
高麗手指鍼術の初級編に基本方という処方があるのですが、これ、胃腸を整える掌へのお灸方法なんですね。
はい、高麗手指鍼術は脾胃論の影響が強いようで、お腹を整えると体の調子が整いやすい→お腹の相応点療法というのが随所見られます。
ということでお腹の相応領域へのお灸を行うことで体のケアに変えてしまう方法を紹介しましょう。
1.中指の付けね中央と手首中央の少し上の陥凹部(へこみ)とを線で結ぶ
2.その中点を取る。へその相応領域
3.中指の付け根中央と中点との中点を取る。胃の相応領域、身体だと中月完に当たる。
4.手首中央の少し上の陥凹部と中点とを結び、三分割。2点を取る。小腸、大腸の相応領域
5.手首中央の少し上の陥凹部を取る。膀胱の相応領域。
6.以上の5点に熱さを感じるまでお灸をする。手を替えて反対側も。
はい、これだけです。
言葉にするとちょっと面倒ですけど、半分の上半分、下三分割と覚えればすぐ。
生理痛などにも良いのでぜひお試しあれ。
細かい話をすると、大腸→肌、小腸・膀胱→水分代謝、胃・へそ→消化吸収と疲労回復に当たります。さらに細かい話はとりあえずまあ、省略しておきましょう。
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