施術者のお仕事
どうも移動中のからだのエンジニア&からだの専門家 藤井崇次(泰心堂)です。
施術関連のメモがこのタイトルで100冊を超え、ふと思いついたので、こんな記事でも書いてみましょうか? そういう気分。
施術者のお仕事
私が施術を仕事としているのは、なあお金がもらえるからなんですが、このお金って実は色々な背景を持っていたりします。
例えば、長年足の痺れに悩まされていて、気軽に旅行に行けやしないと仰っていたKさんの場合、泰心堂に来院して半年後、初富士登山で登頂成功。
事故にあって、一命はとりとめたものの一生傷が残ると言われたIさんの場合、別件(頸椎症と腕の痺れ)で来院した折、寂しそうに「水着、着れないんですよね。少し離れたところからも赤く目立って見えてしまいますから」と仰っていたのがある年の5月の頃。
8月には「子供と海水浴行ってきました!」と嬉しそうに報告いただきました。
また別の方の奥様から
「お陰様で大往生でした。家族も間に合いました。本当にありがとうございました。」って。少し寂しそうな笑顔で伝えられたことも。
私たちがいただくお金って人によって軽重大小と色々ありますが、そういうお金なんですよね。
ありがたいものです。
変わったところだと
「これなら少し自分に自信が持てます!」
念願叶ってアパレル業界の店舗業務に。今は昇進して内勤に戻ったそうですが。
美容系の施術も喜ばれます。
ただ間違えてもらいたくないのは、施術者なら誰でもそうな訳ではなく、しっかりとした技術とその情報の伝え方があってこそ。
私個人としては最低限、「私、ゴッドハンドって呼ばれているんですよ」と冗談飛ばせる程度は技量欲しいかなと思います。
まあ、結果を出し、それをちゃんと伝えていれば自然とその程度は言われるもなんですけどね。
私たち施術者という仕事は“夢”を売る仕事。
お客様の人生の中では一瞬の交差かもしれませんが、その一瞬で夢への階梯が思い描けるのなら、それは素敵な仕事ではないかなと思います。
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