腰痛対策スペシャルケア:施術例
もう、こんばんは!?ですかね?
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。
本日は木曜日、習志野市大久保の私のサロン 泰心堂はりきゅう院 で施術活動をしていました。
さて、本日は来週末までキャンペンーン中の『腰痛対策スペシャルケア』のお話を少ししようと思います。
さて、腰痛対策スペシャルケアのお話をする上で、ある程度は内容をばらす必要性があるので、元ネタの話も触れようと思います。
泰心堂が提供する『腰痛対策スペシャルケア』は、鍼灸+整体(徒手調整)+運動指導+パフォーマンスアップテーピング+セルフケアの複合メニューです。
〇鍼灸術
1.体の歪みを整える骨格調整鍼
2.からだの感覚上、動作上の引っ掛かりを取っていく経絡調整鍼
3.脳脊髄反射を利用して身体を神経調整により変化させていく鍼灸術
の要素を満たすものを顧客の疲労度、傷み方、痛み感覚、感受性に応じて最小限行う。
〇整体(徒手調整術)
0.クラニアルテクニック(頭蓋骨調整、脳脊髄液循環調整):泰心堂の基本。頭がうまく働かない状態で、末端を刺激しても効果が低い。頭を活性化=自律神経系の活性化→体への影響。
1.軸としている方法論(メソッド)は都内某有名整体院の理学療法士が考えた腰痛対策メソッド。延べ4万人以上の施術経験から生まれた再現性の高いメソッド。
2.操体法を利用した感覚覚醒法:きつい、つらい、痛いから楽、気持ちが良い方向、動作を知ることで体の左右差、感覚差を認識させることで自律神経系によるからだの調整を効率的に行える下準備行う。
3.上部頸椎調整:頭ー体をつなぐ要所が正常に機能できる状態にないと、体から頭へ、頭から体へと相互フィードバックがうまくいかない。
4.関節の位置調整=アライメント調整
5.点穴療法
〇運動療法
1.前後屈曲伸展、左右屈曲伸展、左右回旋の三つの体幹の基本的な動きから、動作を最適化していくトレーニングを一つずつ行う。
2.元ネタは伊藤昇 胴体力メソッド、松本義光 松本式動作覚醒メソッドなどに近い。ただし、別物。伊藤昇の胴体力メソッドは関係者及び飛龍会にお問い合わせください。松本先生の方も関係者に直接お尋ねください。
〇パフォーマンステーピング
1.山田敬一先生の超パフォーマンスアップテーピングを元ネタとする身体能力向上と制御のためのキネシオテーピング
2.泰心堂 藤井崇次開発の『貼るだけバランス調整テーピング』。
〇セルフケア
1.操体法などを利用したストレッチ法
2.『貼るだけバランス調整テーピング』
3.個別処方:内”蔵”疾患などの影響が強く出ていると東洋医学的に考えられる場合。
はい、これらを複合し、必要に応じてカスタマイズしたものが提供内容になります。
軽く有名整体院、鍼灸院7~8院分の内容をぎゅっとまとめた感じでしょうか?
まあ、鍼灸術だけで、あれに、これに、それにと数えていくと十数種類。徒手調整術(整体術、カイロプラクティック)で数十種類を学習、研究している身としてはこれくらい普通なんですけどね。
これをお話を伺い、反応を確かめ、生活様式と身体操作レベルに応じてカスタマイズしていくのですからまあ、労力は推して知るべし。
専門技能なので、自信をもって”一部”の必要な方だけに勧めていたのですが、……一般的にはどれくらい需要があるのでしょうか?
ってのが今回のこっそり企画の趣旨。
施術例
1.重度の腰椎ヘルニア診断後、痛みが強くなり日常生活困難レベルの元週末アスリート。
来院時、右足を引き摺る状態。日常的に坐骨神経痛が強く出ている状態で、足をつくだけでも衝撃が走る。からだのバランスが崩れ、明らかにおかしいと周りが指摘するような歩き方。
→12回施術後、草レース出場。
行った内容
初回:クラニアルテクニック(脳脊髄液循環調整)+長鍼による骨格調整と鎮痛を目的とした鍼刺激+操体法(足の操法)+腰部テーピング(5㎝幅2本)+セルフケアとして手足の経絡を用いたキネシオテーピング。
インナーマッスルのトレーニングとして左右屈曲伸展運動。(左右の体軸移動がスムーズに修正されていく)
2~3回:クラニアルテクニック+豪鍼(通常の鍼)を用いた左右差是正のための骨格調整鍼+股関節調整+腰部テーピング+セルフケアとしての手足の経絡を用いたテーピング
左右屈曲伸展運動
4~7回:クラニアルテクニック+上部頸椎調整+豪鍼を用いた経絡調整+股関節調整+左右差調整のための貼るだけバランス調整テーピング+セルフケアとして貼るだけバランス調整テーピング。
左右回旋運動。(身体をひねる動きの最適化。)
8~12回:クラニアルテクニック+四肢誘導調整法+経絡調整+股関節調整+貼るだけバランス調整テーピング+ストレッチ法指導。
前後屈曲伸展運動(体重の前後運動。歩行時の腰椎の動きがスムーズになる。)
だいたいこんな感じ。
腰部に対する手術は回避。歩行困難から大会出場まで回復。期間は7か月。ざっくりと月2回程度の施術。
2.ぎっくり腰から歩行困難状態へ。脊柱管狭窄症と判断された例。
※脊柱管狭窄は医師が判断する病名であり、そのほかのものには病名判断権はない。また器質=(子の場合)脊柱管が石灰化などにより物理的に狭窄していることに対して施術は無効。あくまでも機能回復を以って施術の成功と考える。
来院時、間欠跛行あり。連続歩行時間約20分。耐えがたい痛み。手術を勧められるも、躊躇。知り合いに紹介されて来院。
初回:クラニアルテクニック+上部頸椎調整+経絡調整+腰仙関節、股関節調整+腰部テーピング+自宅でのテーピングのしてもらい方指導(ご家族に貼付してもらった)。
2~3回:クラニアルテクニック+仙骨腎臓調整(篠崎真樹 仙骨内臓テクニックより)+経絡調整(六王鍼)+股関節調整+脚部の捻転調整+腰部テーピング+貼るだけバランス調整テーピング
4~7回:クラニアルテクニック+仙骨腎臓調整+経絡調整+股関節調整+貼るだけバランス調整テーピング
ストレッチ法として操体法のIポジションを利用した方法を指導。
7回、4か月で卒業。6回目終了後、登山(ハイキング?)に行ってきたそうだ。
この例では脊柱管狭窄症と判断されたそうだが、現象から見るに脊柱管が狭窄しているように見えたというのが実情のようで、痛みはともかく間欠跛行については4回目の時点で解消されていた。
なお、原則的に裏メニュー扱いだったので顧客の紹介で来る人がほとんど。裏メニュー扱いなのは周辺に整骨院(鍼灸整骨院、鍼灸接骨院)が多くて、どこも『腰痛』をターゲットにしていたため多少の配慮を行っていたため。
この業界、同じターゲットを掲げただけで敵対店だとかしょうもない争いが起こりますので。個人的は合理的な施術を提供しているのならばどこでもそれなりの結果が出ると思うのですが、未だ根拠が良くわからない施術や反応できない状態に疲弊させることを施術効果だと主張する意味不明の施術家などが数多くいて困ります。
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