セットアップして足を軽く引っ張るだけ最短1秒の調整術
おはようございます。からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。先日から、『現役鍼灸師が提案する徒手調整術』という企画でWEBサイトの構築中。公開はこちら
で行う予定。現在はめまい頭痛の方向けの提案型スペシャルサイトがまだ残っています。ちょっと内容が古いので、新しい内容は本WEBの”works”をクリックしてご覧ください。
もしくは、こちらでセカンドアカウントで徒手調整術用のWEBを作ろうかと下書きしている最中なのですが、……OwndってCMS形式出力できませんでしたっけ?
とまあ、いろいろある現状です。あ、税務申告の作業はきっちりと終わりました。
はい、では現場で使っている根治療法系テクニックから
『セットアップして足を軽く引っ張るだけ最短1秒の調整術』のお話です。
手技の系統は整体術ではなく、どちらかというとカイロプラクティックと操体法。
全身の持つテンセグリティ構造とアナトミーチェイン構造とを利用した、全身のつながりと自律神経系の反射調整システムを利用した調整法です。泰心堂的な考察を入れると、これ私が良く使う某奇経調整になります。
施術の流れは
1.症状の確認
2.関連部位の触知と確認
3.手足の検査
4.セットアップ
5.調整 1~30秒程度
6.手足の検査 → 全身のバランスが整ったことを確認 → 自律神経系の調整が適正に行われたと考える。
手足の検査で何をしているのかというと、ざっくりとした話、体の歪み方のパターンの確認。
これは、補正的な歪みから派生した、蓄積疲労のより解消しきれなかった(元)補正的な歪みのパターンを検出し、セットアップ→調整で解消することにより、補正のない状態=体の力の流れを邪魔しない状態を作るという意味で根本療法系のテクニックになります。
根本療法系の基本は、体の力を邪魔しない最小限度の調整に留め、あとは体の治癒するままに任せることにあります。
邪魔をしないから、しっかりと効果が出ます。
邪魔をしているから、疲労して、疲労した分、ダメージを受けた分を余計に回復しないといけないから、効果がはっきりと出ないわけです。
もちろん、患部への施術が必要なタイミングというのはありますが、人の体って本当にすごいので、大概の場合、体に任せた方が良い結果や劇的な結果が出ます。
し、か、も、施術者は楽なので、人数多く見られますし、時間が1時間取れなくとも15分しかなくとも、困っている人を診ることができますので、お互い得をできる。
それが根本療法系の魅力ですね。
なお、この技術とDRT、CSFプラクティスが泰心堂で使っている手技系の根本療法系テクニックのTOP3テクニックになります。それぞれ得意分野や顧客の状態によって使える使えないがあるのである程度の使い分けができたほうが顧客の利益に繋がりますので、泰心堂では複数のテクニックを習得しているわけですね。
鍼灸との組み合わせテクニック例
1.根本療法系テクニック+鍼灸の局所療法:患部あるいは患部近位、関連部位に鎮痛目的などで鍼灸を施す
2.根本療法系テクニック(脳脊髄液の循環調整系)+鍼灸による本治方(根本療法)
3.根本療法系テクニック+高麗手指鍼術(本治方、五治処方、気脈調整がメイン)
事前にチェックする指標は共通して使えるもの。施術の終了の基準は三大指標を中心とした指標変化の終了。
鍼灸術に根本療法系テクニックを組み合わせるメリットは体の反応が高まること。
副次的な効果として、めまい、頭痛が解消しやすくなります。
今回は以上で
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