セルフケアと鍼灸×カイロプラクティック
おはようございます。
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
本日は火曜日、私は日曜日午後から月、火と別所にて施術活動をしているので、とりあえず一区切り。明日からは本業です。
さて、本日のお話はセルフケアのお話。
まずは質問にお答えしておきましょう。
〇セルフケアっていつやったら良いですか?
これは、内容によります。ツボ押しやお灸など反射調整系のセルフケアは基本的には夜が良いでしょう。刺激→認識→反射的自律神経調整が起こるという建前になっているので、自律神経正常化+しっかりとした睡眠で回復というパターンですから。
ストレッチなど運動系は、目的によります。アイドリング的な意味合いを込める場合は、動き出す前が良いので朝起きてしばらくしてから体を起こすというイメージで行います。ダウンのイメージであれば運動後、一日の活動後、入浴後などにゆっくりと伸ばすイメージ行います。
マッサージ系は、基本的には推奨しません。多くの場合いわゆるやりすぎ状態になるので手加減苦手な人はやめた方が無難ですね。
ちなみに私もマッサージ系はダメな人。極めて高い確率で、身体が防御反応を起こし固まります。正直な話、マッサージを受ける前よりもひどい状態になるのでできるだけ避けたいというのが本音です。。修行時代にお互いの手技を受け合ってという練習で平気な顔をしていたのは身体操作でマッサージ、鍼灸、その他の手技後の乱れた状態を内部操作的にその場で調整していたからです。
〇どんなセルフケアを行えばよいでしょうか?
自分に合っていると思えるのであればどれでもOKです。逆に”不快”と感じる場合は体がそのように反応するのでやめたほうが良いです。基本的に”快”方向の感触、つまりは”気持ちが良い”、”抜けた感じがする”、”整った感じがする”、”動きやすくなった気がする”という類の感触があればよい。
〇どんなセルフケアがありますか?
1.神経に作用するもの
2.筋腱・筋膜に作用するもの
3.どちらかというと重心(体のバランス)の変化に重きを置いたもの
4.その他、食養生、睡眠管理、スキルアップなど
などがあります。
1.はリフレクソロジー(反射調整)系のケアで、鍼灸、アロマセラピー、タッチフォーヘルス、タッピングなどがあります。専門家ではないので”気分が切り替わる”程度で十分です。
世間的に、ことあるごとにPRがやかましいアロマセラピーですが、その効果は”気分が変わる”程度のものであって、医学的な根拠、効果は現在証明されていません。というよりも代替医療を研究する機関の一部においてはその”アロマセラピスト”が言うような医療的効果は否定されています。むしろ直接的塗布行為などは過敏症を引き起こして害悪と論ずるような論文もあるそうです。少なくとも行程はされていません。
じゃ、なんでアロママッサージなどが蔓延っているのでしょうね?
個人的には医学的にはただの付属物扱いであれば、あん摩マッサージ指圧師が顧客サービスの一環として行えばよいだけのことで、アロマセラピスト?(自称に過ぎない)がアロマとつけたマッサージを行うことは”あはき法”に抵触する行為であり、もし医療的な効果があるとするのならば医師以外にそういう行為を禁じた医師法に対する違反、かつその特別法である”あはき法”などに照らしても違反行為になります。また医療的な効果がないのであれば、そういった効能を謳っている行為は過剰広告や場合によっては詐欺が成立するのですがそこんとこどうなんでしょうね?
不思議です。※あくまでも不思議なだけで、アロマセラピーおよびアロマセラピストを貶める意図はありません。安全に配慮して、信頼に基づいて真摯にサービスを提供されている方がほとんどであると考えております。
と話を戻しましょう。鍼はマツモトキヨシなどでマイケアパッチなどという名前で円皮鍼が売っていますし、灸は台座のついたものや筒形のものが売っていますのでそちらを用法用量を守って使ってください。
タッチフォーヘルスやタッピングセラピーはAmazonでも本を売っていますのでそちらを参考に。私が推奨するとしたらわかりやすさで『タッチforヘルス健康療法(ジョン・F・シー 石丸裕高)』とか『ツボ打ちTFT療法(森川綾女)』でしょうか。
どちらもやり方間違えたら効果でないだけで済みます。
2.はマッサージ、ストレッチ系などがありますね。キネシオテーピングを用いたパフォーマンスアップテーピング(仮)なども面白いのでうちに来た人には一部教えていたりします。一番のお勧めはというと、実は筋トレ。しかも加圧トレーニング。お勧めです。私は加圧ウェアがphoenixから発売されて以来使っています。
あとは今となっては懐かしい技術になってしまいましたが、スパイラルテーピング(スパイラルテープ)なども便利です。
3.これは整体の先生などが指導していることが多いかな?
泰心堂の場合は、キネシオロジー&高麗手指術×カイロプラクティックを応用した調整法教えていたりします。ちなみにこれ、骨盤調整が一瞬でできます。詳細は言葉にするの面倒なので、手足の動き方を確かめて、動きにくい方の薬指、小指の手背側、爪の下5~7㎜くらいのところに粒鍼もしくは円皮鍼を貼り付けるだけ。これ私、泰心堂が開発というか主張しているオリジナルです。ツボっていう意味では瑞金療法協会式ですが、これでバランス調整って主張している先生がいなかったのでオリジナルって意味ですね。
ほかにもタッピングやパフォーマンスアップテーピング(仮)などでこれと同じことができます。
4.は適当にやってください。範囲が広すぎてコメントしようがないので。
さて、じゃ、私は何をやっているのかというお話をしましょう。
1.週に2回の加圧状態でのトレーニング
2.毎朝、毎晩の頭部拡大状況のチェック→拡大状態であればCSFプラクティス
3.キネシオロジーを利用した、筋弱化などの脳力低下状態の検出と補正を利用した施術方法研究。
4.本格的な体調不良時は高麗手指鍼術を用いた五治処方による調整
こんな感じですね。
毎年のように有名施術家の施術方法の学習と考察などの研究活動もありますので割と年がら年中学習と研究と調整を行っている感じですね。
ま、プロなら当たり前ですけどね。
今回はこの辺で
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