あたま×クラニアルテクニック→身体能力向上

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。

 本日は月曜日、午後は船橋の某所にて施術活動のため移動しています。今は、移動の合間のコーヒーブレイク。


 本日のお話は、自分のところでは普通にやっているテクニックですね。

 そのテクニックとは、ともったいぶったところですでにタイトルに書いてしまったのでさらっと行きましょう。


 はい、クラニアルテクニックのお話です。

 クラニアルテクニック=頭蓋骨調整技術。

 これだけでは何のこと?って感じですね。ええと実は頭とひとことで言っていますが、いくつもの骨で構成されている多関節構造体であるのが頭蓋。詳しく書いても、興味のない人にはつらいので、要は頭はいくつもの骨が合わさってできていると覚えておいて下さい。

 骨と骨との間には関節構造があります。特に頭の関節はまるで糸で縫ったかのうような細かな凹凸構造の関節=縫合などもあります。冠状縫合、ラムダ縫合などはわりと有名ですね。

 クラニアルテクニックは、こういった頭部の関節に対して接触して圧を加えることで、関節にの構造的空間(アライメント)を調整を加えることで、頭蓋に生じていた歪みを解消することで、体調を改善していこうというテクニック。


 何度も私は書いていたり、お話ていたりするのですが、補正(ゆがめることで体を支える)が起こると体全体に影響が出ます。同様に問題のある部分を調整するとそれもまた全身性に波及します。また、直接症状の部位でないところを調整しても、その影響は全身におよび、症状の部位に対しても影響を与えます。


 つまり、頭の調整を行うことで、首、肩、背中、腰、肩関節、肘関節、手関節、股関節、膝関節、足関節、その他指節関節などに影響を与えることができ、また、その逆も可能であるということ。


 これは鍼灸を専門的に学んだ人であれば、ごく当たり前の発想ではある。なにせ、五十肩、四十肩の調整点として陽陵泉という足 腓骨頭前下方のツボ(肩と反対側)を使うなんて処方があったりするのだから。


 さて、このクラニアルテクニックですが、泰心堂では鍼灸の補助技術として使っています。

 泰心堂で必ずみている三つの基準が、脳脊髄液循環、上部頸椎、経絡・経筋反応。とくにクラニアルテクニックと関連しているのが、脳脊髄液循環で、その徴候として頭部拡大状態と頭部の見かけ上の歪みを指標としています。

 頭部拡大状態は以前も紹介したので割愛しますが、頭部の見かけ上の歪みについては写真などはもろに個人情報に抵触するのでなしで行きたいと思います。


 簡単に言うと、すっと寝てもらった状態での頭部と体幹の中心ラインのズレ、頭部自体では耳の多寡さや乳様突起の高さ、頭頂部から見たときに左右の前頭骨のバランス、前額と目の位置関係、前頭部と上顎骨の基準点のズレ、下顎骨(顎)のライン・・・・・・など。

 首の捻じれ、歪みなども関連してくるのでさっとさっとみて、頭で解消できるものは、頭で。取れないものはさっと流して、次の段階でとれるかどうかをみていく形ですね。


 この頭の調整を行うようになってから、鍼灸のというか経絡の藩王がしっかりと出るようになったので、経絡調整がとても楽にできるようになりましたし、今まで10か所以上と鍼での調整点が多かったりしたのが、1~2か所と少なくともしっかりとした変化を与えられるようになり、施術の終了目安がわかりやすくなったので、術前、術後の変化をしっかりと感じてもらって施術を終了することができています。

 もちろん、頭が活性化状態で施術ができるので、脳反射を利用している鍼灸の施術効果も体幹的に向上しているように感じます。


あ、そろそろ移動時間なのでこのへんで

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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