そう言えば、こんなのもあったなぁというレアなテーピング技術

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。

 本日は火曜日なので外部での施術の日。午後から某所にて施術活動ですので、電話は取れませんのでご理解ください。


 さて、本日のお話は、これ。

 知っている方は結構なマニアかと。

 実はこれ千頭一彦先生が考案した画期的なテーピング方法で、従来型のテーピングが患部、関節の固定・制限を目的としているのに対して、このZeroテープを使った除圧式テーピングは患部の圧力を下げた状態を吸盤+Zeroテープとを用いて継続することで患部の血流増加を促し患部の治癒促進を図るという技術です。

 以前はぶっちゃけ話、Amazonなどでも専用の吸盤、Zeroテープを手に入れることができたのですが、今は、うちの取引業者でも扱っていない始末。


 手に入れるには、日本ゼロテープ協会のほうに直接コンタクト取らないとならないようです。

 はい、こちらですね。専門的な話はこちらで参考書の紹介や講習なども行っているようなので、協会のほうへお問い合わせください。


 ここでは簡単に説明しておきましょう。

1.不調の起こっている箇所を特定します。→動きが悪い、痛い、ごりごり音が鳴るような気がするなど

2.1.で特定した個所に吸盤を貼り付けます。

3.その周りにゼロテープを貼ります。

4.吸盤を取ります。

以上。

 はい、これだけです。


 とても、簡単で便利なのですが、いかんせんテープ自体が手に入りにくいうえ、テープ一枚のコストが通常のテーピングに比べても、割高に思えてしまうというのがやはり普及しない理由でしょうか?


 材質と加工のことを考えてみれば、というか同様のものを作ってみようと見積もり取ってみればわかりますが、実は結構安かったりします。


 ただ、鍼灸師の立場からすると、いわゆる置き鍼、これ円皮鍼のことなんですがこれ一個とゼロテープ1枚とを比べると、なんとコストの差が5倍以上。なので治癒促進の継続的刺激と考えると、コスト考えても円皮鍼を使うほうが安く済むという問題があります。

 もっとも刺激の理屈が円皮鍼とゼロテープとででは理屈が違うので、円皮鍼が適したケース、皮内鍼が適したケース、ゼロテープが適したケースとケースに即して使い分けることのほうが大事なのですが、いかんせんコストというわかりやすい目安がある分、普及って難しそうだなと思います。


というこで少し前の機能向上テーピング関連でレアなテーピングネタでした。

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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