簡単な骨盤調整の仕方
ども、連稿のからだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
日本目のテーマはあえて簡単な骨盤調整の仕方というタイトルで行きましょう。
なんで、骨盤調整するのか、したいのかは施術者の皆様にお任せします。私は別にいわゆる骨盤調整ネタ好きではないので。
泰心堂式の施術をすると自然と収まりの良い位置に戻るので、そもそも意識すらあまりしないのですが、たまにお客様の方で「骨盤神話」に踊らせている方がいるのでそのデモンストレーションで調整して見せたりしていますが。
最も簡単なのは、歩く道を変えることです。日本の道路は、車道側に傾斜していますので、当然に車道側の足が長くなくては歩きにくい。なので傾斜に合わせアクティブサスペンションである寛骨が変位を繰り返し、やがて癖として偏位します。だから逆側の道を歩いていれば自然と癖が再矯正されます。
・・・・・・ああ、そういうことではなくて、施術用の調整が聞きたい?
ああ、そうですか。
施術用の調整方法は簡単です、検査ができればOK。
要は、認識することで、変化すべきかどうかを体が自動で判断するという仕組みを利用します。
そのためには正しくセッティングすることが大事なのですが・・・・・・正しいセッティングって実はとっても難しいのでそこは割愛。これができないと脚長検査とか膝の位置の検査とかやっても無駄。困った業者さんだとわざとずらしているのか?って疑ってしまうようなところも無きにしも非ず。
できる方はやってください。
セッティングができない方は、ROMの確認をしてください。Range of Motion、日本語では可動域。つまり「どこまで動かせますか~」ってやつです。
で、動きやすい方向角度、動きにくい方向角度、などを施術者と被施術者とでお互い確認出来たら、なんかやってください。
我ながら投げやりですね。
でも、正直なんでも良いのです、私だと。触らなくても調整できるし、触っても良いし。圧加えてもいいし、気づかれない程度でもよい。
泰心堂での場合だと、ソフトブロックで調整してみたり、あとはクラニアルテクニックで頭に触れてみたりとかするのですが、これはわかっていないとどうしていいかわからないようなので、もっと簡単に。
やりかた2種類
A.仙骨に直接触れる
B.腰椎5番と仙骨上部の腰仙関節に触れる。鍼灸のツボでいうと”上仙”(赤羽幸兵衛命名)
A.Bとも共通の手順
1.触れる
2.術者は深く静かな呼吸をしながら手の力を極力抜く
3.拍動を感じる
4.被施術者と呼吸のタイミングがあったら、そっと手を放す。
以上。
で、再度ROMの確認。
上手に、できていると「骨盤の○○側がずれている」という認識が作用して勝手に骨盤が調整されます。
簡単でしょう?
たぶん、これ直接指導したら、1回十万円ですとかいう人出てくるんじゃないですかね?
でも、”調整する”だけなら簡単なんです。大事なことは調整を通して何を変えるかなんですよね。
本日2本目はこのへんで。
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