疲労回復のための調整術のポイント

 どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。日曜日の午前、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 本日の予定は午前は自分のサロンでの施術、午後は別所での施術となっております。



 さて、今回のお話は、『疲労回復のための調整術のポイント』というお話です。

 まあ、大上段に構えたところで、実はとってもシンプルなんですけどね。

  1. 手数を極力減らす
  2. 刺激を極力減らす
  3. 時間的負担を減らす

以上。

 なんども書いていますが、症状が出るのは、体が負けるからです。

 日々の回復量>様々なストレスによる疲労+前日までの回復されなかった疲労

であれば、回復方向へ。逆であれば症状が出始めます。

 疲労が蓄積すると、体がきついので、何とか楽をしようとあちこち庇おうという動きをします。これを”補正”と言います。からだが頑張って回復できるうちはさらに疲労を積み重ねなければ、これで癒えていきます。

 が、補正がかかっている状態=なんとか動ける状態なのでついつい違う意味で頑張ってしまいます。

 そうなると一時的な回復力増幅(ブースト)状態もその甲斐なく、さらに疲労をため、府のスパイラルへと向かいます。すると、補正により血行不良状態が継続した結果、局所的な回復力低下、自律神経系の不調などが生じやがて全身に広がります。典型的な蓄積疲労状態ですね。

 ここまで行くと蓄積した疲労が大きな邪魔となるので、なかなか回復しようにも回復しにくい状態へと変わってしまっています。


 なお、施術行為は本来疲れる行為です。

 ええ、反射療法の名称のように、刺激(負担)を与えることで、反射を促す施術なのですから、ある意味ではダメージを与えているわけです。

 ざっくりと

 刺激回数 大>小

 刺激量 多い>少ない

 刺激の強さ 強>弱

 施術範囲 広い>狭い

 施術深度 深い>浅井

 刺激時間 長い>短い

こんな感じで体の疲労度が変わるのは論理的に矛盾しません。


 もし、反射療法が刺激を加えることで、生命力(治癒力)を賦活させる行為というのであれば、最小刺激回数、極低刺激、ピンポイント施術、押し込むより触れる程度、超短時間施術が理想的であるということになっても論理構造上は矛盾がありません。

 ただ、最小刺激がどの程度なのかなどは施術者の力量や哲学によって変わってくるでしょう。

 なお、いくら反射療法だからと言って、スイッチを押すように生命力が賦活(活性化、上昇)するわけではなく、補正によって流れが悪くなっている体液、エネルギーなどを補正を解除、あるいは体液などの循環を促すことにより、蓄積した疲労の回復を促進し蓄積疲労の解消が効率的に行われることで、結果、相対的に回復量が向上し、生命力等が賦活した状態が作られるという概念的論理式になっています。


 ゆえに、手数、刺激、時間を減らすというポイントに集約されるわけですね。


 施術者としての私、泰心堂は、圧=相手の体にかける刺激量についてのこのような考え方を持っており、3分でできる調整を1時間かけるのは顧客のためにならないと考えているので、短時間施術を採用しています。

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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