蓄積疲労の徴候(サイン)
おはようございます!
からだのエンジニア & からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
ええと、本日は月初めの金曜日ということで皆様ご存知の雇用統計の発表日。マーケットが発表に向けて様子見に移行するので市場にエネルギーが溜まります。で、発表された情報をもとにプライスメーカーである大口の機関投資家などがそれぞれの見解をもとに市場に発注をかけ、その値動きにプライステイカーである個人投資家などが振り回される日ですね。
こういうどうしようもない極端な動きをする日は動かないほうが良いですね。
さて、本日のお話は蓄積疲労の徴候というお話です。
病は、疲労が蓄積し、解消されないことでさらに疲労が積み上がり、結果、体の回復力の低下、能力の低下、免疫力低下など様々な機能低下を引き起こすことで、精神的ストレス、環境的ストレス、体力的ストレス、細菌、ウィルスなどに体が負けることで生じます。
つまり、体が機能低下を引き起こさなければそもそも病状態にならないということであり、機能低下を引き起こす疲労が蓄積しなければ良いわけです。
理想的には疲労が蓄積する前に休養や気分転換、栄養補給を行うことですが、なかなかそれも難しい。なのでせめて蓄積疲労の徴候が体に現れた時点でケアできるようになりましょうってのがメンテナンスという考え方ですね。
じゃあ、どういう状態が蓄積疲労状態なのか?
パーフェクトクラニオロジー協会の会長であり、宮野治療院、宮野ヒーリングラボの代表である宮野博隆先生はカイロベーシックより発売された『脳脊髄液調整法 CSFプラクティス』(DVD)にて明確に答えている。
最もわかりやすいのが頭部拡大状態。
1.疲れが溜まることにより、草臥れた体はいつもの姿勢を維持することがつらくなる。
2.そのために歪みを生じます。
3.その歪みにより全身の体液循環が悪くなり、末梢(手足)でむくみが生じます。
4.むくみ(浮腫み)があるということは圧力が高くなっていることであり、末梢で浮腫むということは中枢でも相対的に内圧が高くなっている。
5.むくみがあるということは末梢で体液の再吸収が阻害されているということであり、再吸収されない体液は行き場をなくし、滞留することでその内圧を高める。
6.体液の一つである脳脊髄液(CSF)は、頭蓋内で血液から産生され、脳脊髄を保護し、脊柱管を通り、仙骨まで達する。背骨を介して筋腱など組織に再吸収されることで循環しているが、末梢での再吸収が阻害された結果、産生元である頭蓋内で貯留し、その内圧を高める。
7.滞留したCSFが頭蓋を押し広げることで頭部拡大状態を呈す。
8.頭部拡大状態は頭蓋内圧上昇を示し、頭蓋内圧上昇は脳への圧力増大を示す。つまり、脳は圧迫ストレスにさらされることになり、その能力を低下させると考えられる。
9.結果、筋反射、関節可動域などの運動機能低下、自律神経系の不調を誘発し免疫力低下、睡眠障害など諸症状を引き起こす。
ざっくりとこういう感じの説明をされている。一言でいうと「頭が悪いから」(本に曰く冗談)だそうだ。
逆説的に考えると、頭部拡大状態、筋反射における異常検出、関節可動域(ROM)の狭小、あるいは自律神経系の不調から疲労回復力低下(疲れやすい、疲れが抜けないなど)、睡眠の質の低下(眠りが浅い、なかなか寝付けない、寝た気がしない、朝起きてだるい、いつも眠い)など、こういったものが蓄積疲労のサインとして考えられるので、こういう状態が続くのであれば、蓄積疲労の負のスパイラルに片足突っ込んでいる可能性が高くなるので、できるだけ早く疲労回復のため○○をする必要があるということになるだろう。
もちろん私、藤井としては私のサロン 泰心堂はりきゅう院の疲労回復のための施術(Zero-Reset)を受けて欲しいというのが本音ではある。
今回は、このへんで
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