あるめまい患者とクラニアルテクニック
ども、からだのエンジニア & からだの専門家 泰心堂こと鍼灸師 藤井崇次です。
今日は30℃近くに気温が上がるらしい。午後からのための移動が面倒だとちょっと思っています。日月火は船橋市内の某所で施術スタッフをしていますが、泰心堂ぷろじぇくととは異なりますので、泰心堂の施術をご希望の方は水木金土日(土日午前のみ)の時間に予約してくださいね。
さて、めまいの患者さんのお話です。
今回のお客様は、40代の女性。片頭痛にめまい、ふらつき、朝のだるさとまあ典型的な泰心堂のお客様。
最近は、鉢周りの大きさを前後ではかってみて、効果を実感してもらっているのですが・・・・・・。
施術前、両方の側頭部の某個所に掌をを当ててそのまま頭頂部に向かって指を伸ばしてもらったところ、指と指のとの間が目視で2横指。典型的な頭部拡大状態。
その後の筋反射テストでも軒並み筋弱化を呈す。
ちなみに脈は遅、浮。
DRTの三大指標はC2R、SR、A3Rと割とわかりやすい状態。
これだけわかりやすいとDRTだけでも十分な改善を見込めるのですが、今回はCSFプラクティスをメインに施術をしてみました。
CSFプラクティスは宮野博隆先生(宮野ヒーリングラボ、パーフェクトクラニオロジー協会の技術です。問い合わせはそちらへ)考案の極低圧迫刺激を用いた脳脊髄液調整法の一つで、脳脊髄液の流れをよくすることで、脳機能の向上を図り、引いて身体機能回復、機能向上、筋力向上、各種機能回復を図り、蓄積した疲労を解消し、以て症状の改善、解決を図るカイロプラティックの技術。
プライマリーブロック(PB) 合わせて15秒(※5秒、10秒でデモンストレーションを行った)、フレキシビリティブロック(FB) 15秒で頭部縮小、関節可動域回復、筋反射正常化したので、頭痛、めまいの自覚症状のその場での改善が診られた。残りの自覚的な違和感、経穴反応に対して、てい鍼(刺さない鍼)を用いて処置をして、施術を終了。
2回目は2週間後。頭部拡大状態 約1横指と指一本分改善。関節可動域は低下、筋反射も低下も前回よりは自覚的には良い。DRTの三大徴候はC2Rは変わらず、Sは判断保留、A2R。
同じくPB15秒、FB15秒、肝経の反応が残り肝経領域にてい鍼を用いて接触鍼術。
3回目は3週間後。症状ほぼなし。仕事が深夜までになると朝だるいが普段はそうでもないとのこと。頭部拡大状態は半横指といったところ。三大徴候はC2Rのみ。
PB、FB各15秒のあとC2Rのみ圧痛が残ったので座位でのDRT。残った経絡反応に対して接触鍼。
3~4週間に一回ほどメンテナンス推奨で卒業。
うん、かなり早かった。なので、「7人紹介ノルマね」と冗談交じりに伝えておきました。
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