骨盤調整、骨盤調整とまわりが騒がしかったので簡易方式。
どうも、からだのエンジニア & からだの専門家 鍼灸師 泰心堂こと藤井崇次です。
ちなみに泰心堂は私、藤井の屋号です。
ええと、先週は「骨盤調整」という言葉が私のサロンでも飛び交っていたので骨盤調整のおはなしをちょろっと。
一瞬、骨盤調整に意味はない!?的な長文をロジカルに書こうかと思いましたが、さすがに押しとどめました。ただ、一言、静的な均衡ではなく、動的な均衡の方が大事ですとだけ書いておきましょう。
静的均衡=静止状態、止まっているときの状態の均衡
動的均衡=動いているときの均衡
骨盤のゆがみは泰心堂的にはあまり重視していません。特にスタティック=静的な状態での検査はいくらでも誤魔化すことができます。もちろん、世間の優良な施術者の皆様はそのような誤魔化しをするはずはないと思っていますけどね。
やりかたは簡単です、寝かせたときに手を添えて最初から基準をずらしておけばよいのです。指一本触れるだけでも、骨盤上がり状態はできますので簡単ですね。
実際に、年数回ですが学習と市場調査を兼ねていくつかの治療院の施術を受けに行くのですがたまにそういう業者に当たりました。
うちの場合はこれやると正確な検査ができなくなるので最初から基準を揃えてみるので誤魔化ししていません。
ま、宮野治療院の宮野博隆先生も「ちゃんと寝かすのは難しい」と仰っていましたが、ちゃんと寝かせるのにも技術がいります。
それはそれとして、簡易に骨盤の調整をする方法をざっくりとお話しておきましょう。
骨盤、特に寛骨は車でいうとサスペンション(懸架装置)の役割をしています。足と体と繋ぎ、歩行などの補助をしているわけですね。
どう考えても土台というには問題があるのですがまあ、それは置いておきましょう。
自動車の場合はこの辺りを足回りと言いますが。
はい、足回りです。
なので大概の場合は足を動かしてみて動きにくい方に問題があります。足回りとくに寛骨と大腿骨(太もも)の関係性で考えると屈曲進展の動きと内旋外旋の動きとに注目すれば十分です。
今回は簡易方式ですから。
とは言え、専門用語そのままではわかりにくいので動作として紹介しましょう。
1.仰向け(天井を向いて)で寝転がり、両膝を抱え胸に引き付けます。上がりにくい方をチェックしておきます。
2.立位(立ち上がって)、あるいは座位(椅子に座って)でかかとを中心に膝を内向き、外向きに向けてみます。連動して股関節が開閉します。動きにくい方をチェックしておきます。
椅子に浅く腰掛けた状態で
1.の動きが悪かった方=上がりにくかった方の足のふくらはぎを内側から軽くトントンと3~5回ほど叩きます。
2.の動きが悪かった方の太ももの外側、足の付け根と膝までの長さの下1/3あたりのところを同じく軽くトントンと3~5回ほど叩きます。
で、再チェック。
1.2.を繰り返し左右がだいたい揃っていれば終了。
揃っていない場合は繰り返して再チェック。
さらっとやれば1回5分もかかりませんね。
骨盤調整 60分! ってどうやって時間配分しているのでしょう?
1日2~3回やってみて揃わない場合はまた日を変えてチャレンジしましょう。
はい、これで揃います。ちなみに揃うのは実は動的バランスの方なので、動きやすくなります。
無料公開なんで個人の責任で試してみてください。
産後の人はこれやってからしっかりと歩きましょうね。
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