根本治療とかよく言うけれど
おはようございます。
泰心堂こと、からだのエンジニア 藤井崇次です。
週始めの朝、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は月火は出先での施術活動のため移動中です。
正直な話、今ものすごく眠いです。何せ本日の睡眠時間1時間半。こんな短い中でもきちっと深い睡眠が記録されているのは興味深い。※スマホアプリで計測中。
さて、本題。
治療家の世界だけでなく、彼方此方で本質論というのはポコポコと湧き出ては消えていきます。
うちの業界だとそれは根本治療とか、本治方とかの類ですね。
本質論とはわりと理想論に近い部分があり適用の段階では、そのエッセンスを適用するなどという奇妙な現象を観察することが多々。
それはそれとして
治療系の本質論は結論的にはシンプルな施術に集約されます。ただ揺らすだけ、ただ触るだけというアクションに受け手は戸惑い、ついで前後の違いに驚き、魅せられるわけです。
私のサロンではわりとのんびりと施術していますが、短くと言われたら一人約7分、最短で3分で結果を出すことができます。
嘘でしょう? と言われますが、鍼ならば瞬間、灸や接触刺激ならば秒単位で身体は変化します。あとは事前に本人の身体にどこにどんな問題が生じているのか? をどのようにして認識させるかの問題です。
基本的に施術の効果は本人が(無意識にせよ)認識したところへと及びます。
なので施術が単純化されればされるほど、施術行為そのものより見せ方が重要になるわけです。
これってね、プレゼンや舞台と同じ。
単に提案するのではなく、問題の提起、問題の定義、細分化とグルーピング(正規化、共通の問題をまとめることで重複を解消する)、心理的阻害要因の認識、ソリューション(解決策の提示)、提案者と顧客との共通のリザルトの共有。
細かく書くといろいろあるけれど、一貫した論理式のないアドリブ展開ではなくある程度様式化されたフローチャート(論理式)の基づいた見せ方をすることで価値を高める。
結果を時短施術でも満足度は向上。効果のしっかり出せるので自信が持てるし、顧客側も負担少なく変化していくのを実感できるので期待値が上昇します。
さらに時短なので一人当たりの身体にかかる負担はお互いに少なく、今まで以上の人数をみることも可能。
実は治療家の場合、本質論に基づく施術の採用はメリットが大きいのです。
とやや大袈裟な話をしておいてそのうち本質論に基づく根本療法とは? という題でそのものについてもお話ししたいと思います。
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