調整的テーピングの開発
どうも、からだのエンジニア 鍼灸師&からだの専門家 藤井崇次です。
最近は、調整的テーピングについての仮説構築を進めています。
調整的テーピングとは何か?
ええとこれは私が勝手に使っている造語で、要は現場で行っている調整の一部をテーピングを数本張ることで代用できないか? という話です。
泰心堂はめまい、頭痛をはじめとして様々な深い症状、痛み症状、痺れ症状、アトピーや不妊やらの体質改善を要す要望などに対して施術を提案しているわけですが、悩む方が多い分、そういった提案をしている側もそれなりの数がいてどう選んでよいのかわからない状態になっています。
もちろん、私的には有象無象よりも「家に来なさい」と言いたいところですが、世間には耳障りの良い言葉があふれているわけです。
でもね、今更、骨盤矯正などいわゆる流行ネタを施す意味など分からないわけで・・・・・・
で、考えた。丸ごとスパッと整えてしまったらよいのでは?
身体機能上の最上位の調整ポイントを整えてしまえば、枝葉の問題は自然と解決する。
ならば、最上位はどこだ!?
というお話で、脳機能低下状態の解消というのが泰心堂式の最上位調整ポイントということになったのは以前お話しした通り。
じゃ、脳機能が十全に働いている状態=心身の最適化がなされている状態、あるいは心身の最適化の過渡期。
この状態を調整で作るのは良いのですが、次はその状態がどれだけ持たせることができるのか?
そう考えたとき、現代人って忙しいので、「安定するまで毎日来て下さい」とは言えない。ついでにいうと私も毎日会いたくない。
でも、悪い状態で来院した人は崩れやすい傾向は持っているわけで、1週間持つのかというと・・・・・・。
はい、そこで考えたのが、セルフケアをしてもらえばよい! という発想。
まあ、それは良いんだ。ごく普通の発想。でもね、手続きの多い、セルフケアってよっぽど困った人しか継続してくれない。
結果としては、重症者と軽症者は早く卒業→定期メンテナンスへと移行するのに対して、中程度の症状で重症とは言えず、軽症というには重い症状という方のほうが時間と回数がかかるという奇妙な現象が生じたりします。
なので、シンプルで継続可能で、コストが安いセルフケア方法の開発というのは常に考えておくべき課題だと考えるわけですね。
で、今回は調整的テーピングというテーマになったわけです。参考にするネタ元は四肢誘導法の綿田先生の整体テープとスパイラルテープのロジック、そしてZeroテープ(除圧式テーピング)のロジック。
最終的には数cmのテープで効果が1週間持つ! というレベルまで持っていきたいですね。
と、開発中のネタのお話でした。
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