ギックリ腰の人がスタスタ歩いて帰るのはわりと普通なこと
どうも、泰心堂ことからだのエンジニア 藤井崇次です。
本日は出先からの投稿実験中。
本日のお話は"ギックリ腰の人がスタスタ歩いて帰るのはわりと普通"というお話。
ギックリ腰は急性腰痛という病名をつけられますが、現場で見ている限りにおいては、蓄積疲労+急制動に耐え切れなかった筋繊維の部分断裂+その防御反応の複合症状。
蓄積疲労は脳機能の低下を促し、脳機能の低下は自律神経系の機能低下を発生せしめ、全身の筋・筋膜の異常緊張状態を引き起こします。
耐えられるうちは、いわゆる筋が固まるという状態でなんとかごまかせるのですが、さらに蓄積疲労が進むと耐え切れず痛み発生となるわけです。
このとき回復すべき要素は三つ。
1.蓄積疲労状態の解消→脳神経系の機能回復
2.自律神経系の機能低下の解消→防御反応を含む筋・筋膜の異常緊張解除。
3.部分断裂など組織損傷の回復→1.2.により血行不良状態が解消し、速やかにい炎症=回復反応が促進
動けない理由の1.2.の割合が高い方は要は神経系の誤作動がメインの症状なので適正化、最適化を促すことができればその場でスタスタ歩いて帰るという状態が作れます。
3.の場合はそもそも損傷が酷いので痛みを抑えることが出来ても安静が必要です。
鍼灸院などにみえるクライアントは大概1.または2.もしくは両者の影響が強いタイプなので施術直後にスタスタ歩いて帰ることは実は珍しくもなんともないことだったりします。
もちろん適切な解除手段を持っていることが前提ですけどね。
今日はこのへんで
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