閑話:なんか美談になっているけど?

 ども、からだのエンジニア 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 本業は鍼灸院経営なんですが、最近は整体師としての仕事の比重も増えつつあります。


 さて、閑話:なんか美談になっているけど?というお話で最近の奇妙なお話について、ちょとだけコメントしたいなと思います。


 まずは鳥取は境高校の皆様の理念と決断に最大の敬意を。

 今回の某高校の再試合の決定ですが、何やら美談になっていますけれど、そもそもの問題点としてその規約あるいは通達があった時点で、想定される今回の事態について疑義を唱えた関係者はいかほどいたのでしょうか?

 悪法もまた法なりというつもりも、ルールはルールだからと強要するつもりはありませんが、違和感だらけです。


 一方で、再試合を受けた境高校の皆様は、正しくあろうという心意気の下、まったくメリットのない再試合を受諾し、あえてリスクを負い挑戦することを選ばれました。その心意気こそ美談であり、何よりも敬意を払うべきものであると思います。


 高野連も高野連で、エキシビション扱いにするのならまだしも、その先の権利を含めた再試合にするなど配慮のない話です。


 アマチュアスポーツと言えども、その時間に試合の現場に立てないのであれば不戦敗となるのは当たり前のことですし、特別な事情やあらかじめの定めがない限りにおいて開始時間の変更、再試合などそもそも考慮すべきものではありませんし、されません。

 このような理不尽はよくある話であり、それにより得た利益を一方的に損なわせることは公平性に各行為です。少なくともルール上有効であったのですから。


今回の問題で考えるべきことは、通達の内容自体に問題があったか、そしてその問題は予見可能であったか、そしてあらかじめその通達に対して改善要求を上げたのかなどです。

事前に改善要求を上げた学校、関係者がいかほどいたのかが問題だと思います。この件については通達の内容を理解していれば時間的な問題、関係者の範囲の確認などは事前に確認できたはずの問題です。高野連だけの問題ではなく、本来、その通達を熟知すべき選手、監督、学校関係者がそれを怠ったことも原因と言えると思います。


出場できないのはおかしい


ではなく、出場できないのはルール通り。そのうえで、もっとも現実的かつ自らの不利益をも飲み込み挑戦を選ぶことで、問題解決の道を示した高校生球児たちの決断こそ賞賛すべきことだと思います。

※不戦勝もまた正しく勝利に違いないゆえに。


というか、実際にあったのかどうか不明ですが、他校、別競技?においても同様の事態が発生しているというコメントが散見されます。

それを踏まえたうえで、対応が正しかったのかはやはり問われるべきでしょうね。


まあ、それはともかく、挑戦を選んだ境高校、幸運に恵まれた米子松陰高校の皆様の素晴らしい試合を心より期待いたします。

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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