病占と運命学、命術

 どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。

 病占と運命学、命術というタイトルで話すことは何故、泰心堂では四柱推命、紫微(斗数)、算命術、六壬神課、宿曜占星術、西洋占星術などを使わずに、気学九星あるいは運気体質論なのかというと、使えないからですね、私が。


運命学、命術

 占い界の有名どころというと、四柱推命算命術でしょう。え? 古いって? 算命術は割と基本だと思います。それから台湾では基本中の基本で、日本でも人気が高まっているのが、紫微(斗数)です。わざわざ()書きなのは、紫微斗(数)としてしまう人がいるからですね。紫微もしくは斗数と呼ぶとよいでしょう。

 あとは定番の気学九星(もしくは九星気学、高島暦などは一般にも有名。でも泰心堂は一応、系譜としては高島派ではなく大岳派)でしょうか。

 個人的にはみさと動心先生の『万象運命術 動心学』(角川フォレスタ)なども興味津々です。

 いずれも的中率が高い高名な先生方がいらっしゃいます。

 ただね。的中率って正直どうでもよいのです。それこそ「一人ひとり違う人間だから」ね。そういう傾向があるんじゃないかと運命、運気、運勢的に見ておくと一つ視点が持てるというだけのことで、占いの結果に従う必要もないし、従ってもよい。ただ、その結果を受け入れるのは、あ・な・た~(和田アキ子風に)。

 はい、この時間になると冗談の一つもかまさないとなんか殺伐としているような気がしてきます。


 泰心堂で病占を行うときは、ざっくりとした傾向が知りたいわけです。鍼灸には見た目の体型から体質を分ける五行体質論とかあるのですが、あれも基本的には本来のパターンってなんだろか? というZero-Position(=中庸、過不足なく、その人にとって最も柔軟性に富み、楽な状態、脈は平らか)探しのツールの一つです。座ればぴたりと分かるというのなら、それはそれで構いません。相学、相術もなかなかに深い学問ですしね。

 ただし、世の中にはあるわけです。ついている、ついていないって。私はそれを運気と呼ぶわけですけど、病や悩みの状態から解放、改善していくにつれて、運気は良くなる傾向にあります。

 わかりやすい基準は? というのなら、顔色を観察して観ればよい。不安、苦痛、苦悩、自信消失のイメージが湧く容貌から、安心、快適、決断、自信が現れるなどそういうイメージが湧く顔色になっています。これは”そういう気分”になったからなわけで、人によっては行動パターンや服飾パターンの変化に現れたりするので結構面白いですね。

 つまりは鍼灸ってのはある意味で開運ツールなわけです。そう言うと一気に怪しくなってしまうのですけどね。ただ、病や疲れるほどの悩みっていうのは体にとっては凶事(袋小路、行き止まり)です。もちろん、その人の人生にとってはそこで耐えた、頑張ったからこそ開ける道というのもあります。いつまでも凶事であるとは限りませんが、凶事を抱え続けるのはしんどいわけです。そういう”しんどい”というサインが五蔵や経絡に現れるので、そのサインに従って補正的に施術し場を整えてあげると、物事が回りだすわけですね。

 以前の記事で経絡の調整というのは風水的だという言葉を用いましたが、現場で施術しているとなんで、ここを開くと、こちらが通るの? っていうパターンもあります。要は気道が通った(疎通経絡)ので、滞りが解消(去瘀)して、本来の循環を取り戻した(行気活血)ということなんですが、右ひざが悪いのに、左手の肘に鍼を置いてなぜよくなるか、それはそういう問題と言えたりします。※技術的には、遠道刺、巨刺。

 障害=病=悩みの影響が生じて、風(天、気)の流れと水(地、血)の流れが乱れ、人に不和が生じていると考えれば、気血の流れを整えるのは障害の解消に一役買うというわけです。

 大きな影響が生じているものは狭い局所ではなく太極から眺め、極めて微弱な刺激を以て変化を与え、新たな環境を作り上げることが最も無理がない。だので体からしてみれば極細の鍼や米粒並みのお灸を用いて、からだ(蔵府経絡、気血水、精気神)という大河に波紋を与え、あとは流れに任せるのが自然というもの。あとは流れたい方向へと新たに流れ出します。

 治そうとするのではなく、バランスが崩れていることをそっと教えてあげればあとは体が勝手に調整してくれます。からだは刺激を受けることで動きたい方向へ動くわけですね。

 そういう意味で橋本恵三先生(温故堂)の提唱した操体法の原理は鍼灸に通じるものがあります。


まとめ 病占 命術 泰心堂の場合

1.本人のざっくりとした傾向を掴む。(生年月日を基準とするもの、体型を基準とするもの、場に現れた兆しを各々で見てみたり、関連させてみてみたり)

2.観察、聞き取り、触診、反射テストなども総合して本人のあるべきZero-Positionを探す

3.基準であるZero-Positionからどの程度離れているのかを診る

4.Zero-Positionに近づく方向へと刺激を加える。刺激をしたら反応を待つ。

5.Zero-Positionに近づいたかを診る

6.3~5を繰り返して、適度なところでクローズして次回の予約を取る。


補足 四柱推命、紫微(斗数)を使う場合。

 四柱推命や紫微(斗数)は特に精度が高いと言われる占いの一方ですが、使用については注意が必要です。それは何かというと、生まれた時間ですね。場合によっては生まれた土地なども影響を与えます。精度を高めようとすると条件を増やしたりして精度を高めるのが基本ですが、それゆえに使い難くなるのは物の常道。

 日本国内においては最も難点になるのが生まれた時間なんです。母子手帳を見れば書いてあると思いますが、生まれた時間まで知っている人ってどれくらいいるのでしょうか?

「おまえ誕生日いつ?」

「〇年の〇月〇日の明け方4時23分」

とかそういう会話、私は聞いたことがありません。だからと言って仮数を代入しても意味不明瞭になるだけのこと。

 だから、私はざっくりと生年月日でざっくりと本命星を出すにとどめているわけですね。

※傾斜とか、方位とかを考えると複雑にはなる。


 今回はこの辺で



習志野市大久保の鍼灸師&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は2万回以上。 疲れた身体を活性化し、ストレスに抑圧された心を解放する鍼灸術を提供している千葉の鍼灸整体院

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