声を大にして言いたいこと
おはようございます。
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
本業は鍼灸院経営と徒手調整術の研究。
水曜日から日曜日は千葉県 習志野市大久保、京成大久保駅から徒歩7分くらいの路地を入ったところにある自分のサロンで営業しています。
冬場のかき氷って良いよね。京成大久保駅の商店街の近く、知る人ぞ知るかき氷専門店 mizoreya(みぞれや)さんがあります。私もたまに顔出しています。
さて、声を大にして言いたいことということで、本当はカテゴリー”質問に答えます。”にしようかなとか思ったんですが、まあ、こちらで。
1.鍼灸施術は、基本的にパターンです。
オーダーメイド(和製英語)であってはいけません。Made to Orderだとね、意訳すると”言われるがままになってしまいますからね。だったら鍼灸師なんざ要りません。
とくに初学者においては基本パターンを把握することは非常に大切なことです。
これは演劇や音楽なんかでもそうですが、アドリブ、ジャムセッションなど即興劇、即興演奏が成立するためには、お約束が成立していなければならないからです。このお約束がパターンです。
例えば、よく使うフレーズ(言い回し、節回し、旋律)だとか、よく使われるコード進行(音階パターン)、そしてベースとなる雰囲気(設定や律動=リズム)がお互い理解されていないと、ただの雑音になります。
だから何を学んで良いかわからない初学者、業界は言って右往左往しているレベルの方は、まず、一つ術式=やり方を覚えることから始めたらよいのではないかと。
2.技術はあくまでも技術に過ぎない。
私、泰心堂こと藤井はもともと技術偏重型です。まあ、あえてそちらに行った理由もあるのですが、技術があれば何でもかなう!なんてことはありません。まあ、ないと困りますけどね。
とはいえ、鍼灸専門学校在学中からいくつもの流派の術式の構造解析をし、新しくいくつもの調整法一式を考案するとかは一般的にみておかしいそうですからまああまりまねしない方が良いのかもしれません。
まあ、個人的には鍼灸師や施術家が一般人で良いと持っているのは甘いなぁと思いますけどね、私たちは突き詰めれば逸般人にならざるを得ないと思うんですけどね?
話戻しましょう。
格好よさげな技、ある意味、必殺技的な技、業界的にないわけではないですけど、それって習得難易度がやたらと高かったり、あるいはそれゆえに事故率が高かったりとまあ、見た目や極め技的なものって本当に一長一短です。まあ、それは見栄えを気にしないとご利益が薄くなるからなんですね。
で、習得困難なものになると、守破離とか言い出すわけです。
詳しい解説は割愛するとして、要は再現性が低いことをごまかすための言葉です。少なくとも主宰側が言ってよいセリフではありません。だってたいそうなこと言ったって、破って、離れて、独自路線に行くんでしょう?
で、技は技に過ぎません。大事なのは顧客とその体。からだの構造、機能を前提にどうなっているから問題なのか?どうなったらよいと考えているのか?それがまず大前提です。
そのうえで、経絡を使うのなら使えばよいし、蔵府経絡論を採用するのならそれそれでOK、蝶形骨調整に行っても良いでしょうし、上部頸椎カイロプラクティックに行っても良いでしょう。
でもまずは目の前のからだがどうなっているのか?それをどうしたいのか?から始まり、そこに戻るここは忘れたら、ただの技コレクターになります。
3.泰心堂の技を教えてください!?
ええと教えること自体は良いのですが、
〇必要経費と報酬でどれくらい支払います?
〇そして日程と会場と参加人数は?
〇めっちゃシンプルですがついてこれますか?
初級編は一か所からのアプローチ。中級編はプラス2手。上級編は施術の作り方、鍼灸編は一か所施術の方法、鍼灸上級編は鍼灸施術の作り方と徒手調整術の組み合わせ方、……
こんな感じですか?
めっちゃシンプルで最短でお話すれば2時間かかりませんね。
どうでしょう2時間であなたもゴッドハンド!?定価7万円のところを人数、期間限定で特別プライスの39000円で!みたいな!?(冗談ですよ?)
泰心堂の基本は
1.自律神経系の機能低下と蓄積疲労の関係
2.確認する場所とそのサイン
3.調整とその結果の確認の仕方
4.変化する場合としない場合との差異について
はい、これだけです。ええ、だっていわゆる根本療法ですから。
正直あとは枝葉の話です。
技術偏重型が結局、シンプルな施術に辿り着く、まるでパウロ・コエーリョの『アルケミスト』みたいですね。
まあ、とりあえずこれくらいが言いたいことかな?
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