頭すっきり→からだもすっきり
こんばんは、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。ただいまの時間は12月30日の1時頃。なんだかんだ言いながらも、今年もかなりぎりぎりまで営業をしていますね。
明日というかもう本日ですね、30日も営業していますので、年末の疲れを解消したい皆様、明日朝、直接電話ください。まだ空き時間ありますので対応可能です。
頭すっきり、からだもすっきりで大みそかの大掃除、新年に突入しましょう!!
さて、おそらくはこれが鍼灸部門の今年最後の更新になるのでは?とか思いつつ、眠気が来ない夜につらつらと書いています。
今年もよく聞かれたので、さらっと答えておきますが、私 泰心堂こと藤井崇次が頭の調整を必ず施術の中で入れている理由は、ある先生の影響です。
きっかけは、知己を得ていた某治療系雑誌の編集の方とあるセミナーに参加したこと。
ええ、ぶっちゃけますが、普通にカイロプラクティックの専門用語が飛び交うセミナーで当時の私は何とかついていけるかなという状態でした。とはいえ、専門的なカイロプラクティックのセミナーは初参加でしたし、ミキサーとかストレートとかSOTとかSORPとか言われても正確に違いが判るわけではありませんでした。
ただ、頭蓋の歪みを整え、脳脊髄液の循環が回復すると、からだの機能回復が起こるという事実を目の当たりにしただけと言えばだけでしたね。
で、当時の私はというと、それを鍼灸で再現できないか?と考え、いろいろと試行錯誤の日々を送りました。
で、どうにも埒が明かない状態で、クラニアル系のテクニックのパッケージを買って分解してみようということで頭蓋調整系の手技の収集と分析を行う形になりました。
頭蓋調整系の何が良いかと言うと
1.頭がすっきりする
2.からだの力が上がる。(機能低下状態が解除される)
3.からだの疲労感が抜ける。(蓄積疲労状態からの回復促進)
4.しっかりと眠れるようになる。(自律神経が安定)
5.からだの内側の違和感が消えやすくなる。(からだの認識の正常化と内臓不調の調整)
ま、ぶっちゃけちゃうとキーになっているのは体液と頭蓋内圧の関係と脳ー自律神経系の機能(制限)の変化ですね。その結果、からだが勝手に最適化していきます。この状態になると必要に応じて自ら治る状態になっているので施術者が懸命に治そうと思わなくても勝手に治ってしまいます。※個人差もありますし、それなりの妥当な時間も必要ですけどね。
鍼灸師としてのメリットは、
1.からだの反応がすみやかに出る。
2.そのため、刺激箇所を減らすことができる。
3.一回の施術に時間を掛けずともよくなる。
ちなみに泰心堂の場合、第一段階のいわゆる全身調整、ほかだと骨盤調整とか背骨の歪みの調整とかでしょうか?これにかかる時間はなんと5秒程度です。頭蓋調整系のテクニックを使うことでショートカットができます。
なのでこんな感じの施術の流れを作ることができます。
1.挨拶と問診
2.機能チェック(関節可動域や筋反射、キネシオロジーを用いた内臓機能、精神状態などのチェック)
3.頭蓋調整(5秒)
4.再チェック
5.残った状態に対する経絡的処置
6.再チェック
7.頭蓋調整
8.最後の確認
ちなみに3.と7.の頭蓋調整は目的が異なり6ので少しばかり違うことをしています。
5.と6.は目的に応じて、2~3回この流れをループさせることもあります。例えば1回目を手から、2回目を足から、3回目を違和感がある部位直接などという構成の仕方もできます。最も私の場合はさらっとキネシオロジーを用いてメジャー→マイナーのチェックと刺激部位の選定をしてしまうのでほとんどの場合1回で次に進む感じですね。
で、最後の頭蓋調整ですが、泰心堂の考えとしては大事なのはあたまなので、頭が良い状態にないとからだの現状の認識も、からだの回復もうまく進められないと考えているので、頭→からだの反応→頭→からだの反応と調整とチェックとを繰り返し、状態が安定するのを待ちます。ある程度、繰り返すとそれ以上変化がしにくい状態になります。
この時点が現時点で最適な状態となります。
この現時点で最適な状態を作り出す手伝いをするのが泰心堂の調整であり、施術者としての責任です。そしてからだの不快感や痛み、怪我自体などを治すのは顧客のからだの責任です。
なので、施術のせいですぐ同じ状態に戻ることはまずありません。
戻ってしまうように感じるのは、
〇一つは過ごし方が悪いせいで同じような疲労をしてしまったから。
〇一つは程度は変わっているが、十分ではないので変わっていないかのように感じる。
〇一つは極めてまれなケースですが、”変わってはいけない”と強烈に顕在意識あるいは潜在意識で思っているために変化すること自体に協力に抵抗している場合。
※それでも幾分、変化してしまいます。何故ならば現時点で最適化されているから。
特に三つ目のものはかなり厄介です。
あたまの反応や状態が良くないときは特にからだの変化が出難いので効果が出ないように感じられてしまいます。
泰心堂でもある時機を境にこういう反応が良くない”患者”が増えてきまして、以来、この頭蓋調整系のテクニックを頻用するようになりました。
ちなみにですが、私自身の体調管理の方法の一つとしてこの頭蓋の調整は普段使いしています。おかげさまで割と短時間睡眠気味なのですが、毎朝元気にスタートしています。
あ、そうそう針灸に苦手意識をお持ちの方は、徒手調整術の方でも頭蓋調整系のテクニックを採用していますので、『徒手調整術で』とオーダーいただければご案内いたします。
さて、そろそろセルフケアして眠るとします。
では♪
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