クラニアルテクニック+鍼灸は相性が良い。
どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
最近、自分で設定している施術回数を超えたので現場で使い始めた技術”クラニアルテクニック”。これ実に鍼灸に相性が良い。
さくっと調べたところ、「一次呼吸を捉えるのは難しい、セミナーに行かないと無理だ」的な記事を幾つか見つけましたが、これどうなんでしょう?
クラニアルテクニックの要である一次呼吸の捉え方は単純に二次呼吸=私たちが普通に”呼吸”と呼んでいる肺呼吸(胸式、腹式まとめて)でも皮膚や筋の緊張が変化するので捉えにくいというのでしょうが、要はそれって対象と呼吸を合わせれば良いだけのことです。分かりやすいところで、呼気の音、胸の上下を見ながら呼気から呼吸のタイミングを合わせ、指先の力を抜き全身の力を指先まで伝えるように構え、観察すると微妙な頭の動きがわかります。これが一次呼吸ですね。
わりと分かりやすいのが”頭痛”を訴えるお客様、特に拍動性の方は分かりやすかった。
さて、このクラニアルテクニック、頭蓋骨調整が、私 泰心堂とも相性が良かったという話は置いておいて
物凄く簡単にお話しすると、
鍼灸 → からだすっきり
クラニアル → 頭すっきり
ん? 分かりやすいけど伝わりにくい?
鍼灸 → 刺激を受けたと脳が認識して反射を起こすことでホルモンが分泌されたり、血行が良くなったりする
クラニアル → 頭蓋骨の一次呼吸を整えることで脳脊髄液を活性化する。その結果、ホルモンが分泌されたり、血行が良くなったりする。
こんな感じで如何でしょうか。
この脳脊髄液(CSF)の調整という考え方は、比較的新しい考え方で、初めてこの言葉を聞いたのはパーフェクトクラニオロジー協会の宮野博隆先生(ソフトブロックを使った妙法)から。今回、縁があり学ぶことになったのは長谷澄夫先生なのでやり方は違う。正式名称はクラニアルテクニック。※宮野博隆先生は脳脊髄液調整法として登録されています。
ま、実のところだ、鍼を用いて頭蓋骨の調整をする方法(頭鍼、頭皮鍼など)はあるのだが、個人的には少々調整が大雑把で使い難い。
このクラニアルテクニックとてい鍼を用いることでより細かな調整が利くのでこれから重宝しそうなテクニックだ。
なお、実際に効果があるのか試してみたいという人を集めて、モニターとして1ヶ月ほどモニター価格で受けてもらおうと考えています。
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