2016 5月のキャンペーン
どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。
皆様、G.Wはいかがお過ごしでしょうか?
とまあ、提携の入り文句をさらりと置いたうえで、早速の本題。
鈍った体を叩き起こせ! 5月の疲労回復キャンペーン
のお知らせです。
日時:2016年 5月 11日 9時より 2016年 5月 31日 18時まで
内容:泰心堂式鍼灸術 ゼロリセット(Zero-Reset、ZR)の期間限定価格での提供
対象:既存顧客(ZR01)、新規顧客(ZR02)、小学生以下は対象外
※小児鍼灸の技法ではないため
既存顧客向けの内容(ZR01)
○オプションでゼロリセット(ZeroーReset、ZR)を希望される場合、+4000のところ+1000で承ります。
○顧客の皆さまへは現在提供しているサービスに対して、ZRは効果をより高めるという目的の施術であるため、付加サービス=オプションとして提供させていただきます。
新規顧客向けの内容(ZR02)
○初診料 3,000円(検査料、初回のみ)
○施術料 開始より30日間限定 一回 3,000円、31日目より通常料金6,000円
本件についての無料相談、申し込み先
泰心堂はりきゅう院メール taishindo.hari@gmail.com
件名 ZR0xの件
※xは既に泰心堂をご利用の方は1を、初めての方は2を代入して連絡ください。
※ご予約は希望の日時を第二希望まで
※ご相談の場合は、現在のお悩みと発症から、悪化、軽減などのエピソードをお願いします。
なお、本件につき、電話での相談は一切受けません。施術を優先するための処置なのでご了承ください。どうしてもe-mailが打てない方は、封筒で郵送ください。その場合は連絡先と連絡を受け取ることができる時間帯を必ず記載してください。
ZeroーResetとは?
ひとことでに説明すると、からだの状態をバランスの取れた状態=中庸に調整する鍼術です。
東洋医学、鍼灸で注目しているのはからだの状態がどのように偏っているか?ということ。その偏り具合を例えば、陰陽表裏虚実寒熱というように分類してみたり、風熱湿燥寒と分類してみたり。尺度は流儀、流派によって異なりますが、そこで決めた”証”という病的体の状態の分類に従って、調整を加えることで、中庸の状態に体を持っていくというのが基本的な考え方です。
なぜ、中庸であるか?
中庸とは過不足のない状態(範囲)を示す言葉。本来、人の体は生まれて死ぬまで、その命を運ぶ機能を持っていて、その中には、からだの状態をより良いと感じる状態に保とうとする機能が含まれていると言われます。ギリシア系の医学の言葉をつかえば、自然治癒力(vis medicatrix naturae)ということになるでしょうし、現代医学でいえば、新陳代謝や炎症、免疫、自律神経システムなどがそれに当たります。
東洋医学での”病”は、偏りから生じる(からだの)機能低下のことであり、ざっくりと言えば、病の治療とは、偏りを解消し、バランスをとることで、本来の機能を取り戻すことであり、そうすると自ずと治癒へと向かうと考えられます。
そしてこのバランスが取れた状態をあらためて、中庸(Zero)として再定義し、ZeroーResetという鍼術を再構成しました。
ZeroーResetと従来の鍼灸術
私、泰心堂こと藤井は、鍼灸業界の代表者ではないので、あくまでも泰心堂はりきゅう院、泰心堂方式に限ってのお話をさせていただきます。
従来型の泰心堂方式は、分類としては経絡治療に属します。経絡治療という方式の中にもいろいろとあるので、ざっくりとした説明に留めますが、泰心堂で採用しているのは、数本の鍼を操作して、標治方、本治方と標本の手続きを以て体を整え、よりよい状態に調整することを主旨としています。
標治方とはざっくりと言って、痛み、不快感などの目安に対して、鍼または灸を加えて、それらの軽減や解消を目指す手続き
本治方とは、痛みや不快感などを引き起こしている、原因=経絡上の乱れ(経気の乱れ)に対して調整を加え、経気(あるいは脈気)を整えることで、体力の回復を促し、痛みや不快感が軽減、解消するようにと促す手続き
これら両方を合わせた標本同治を目指す鍼灸術が従来型の鍼術です。
対して、ZeroーResetは、症状、状態の認識を通じて、からだ自身に反射的な調整を促す鍼術であり、標本で言えば、本治方のみの施術となります。異常(あるいは乱れ)の生じた経絡は、その関連する経絡の動きを阻害する現象(例えば一時的な筋力低下など)を利用して、テストを行うことで、原因(経絡異常、偏り)と現象(痛みや不快感)とを体と頭に認識させ、わずかな刺激を以てその原因に対して揺らぎを与えてResetし、Zero Positionに体を調整することを目的としています。
Zero-Resetのメリット
○微細な刺激を利用しているので、体に対する負担が少ない
○体の状態を認識→解除の手順を踏むことで、その場で反応が変化することが確認できる
○痛みや不快感を抑える手続きを敢えて入れないことで、施術期間中無理をしなくなる。
○その場しのぎの施術ではなく、からだの回復を邪魔しないようにする鍼術であり、無理なく徐々に回復を促す。※結果として回復までの時間がむしろ短縮されることも多い。
○ZeroーResetの本質は、Resetした状態で生活をしてもらうことにあり、それにより日常的に感じている違和感や疲労の原因に気付くことができる。
○自分でメンテナンスのタイミングが分かるようになる。
Zero-Resetのデメリット
○鍼を当てる、刺す箇所は厳選された1~2箇所のみなので、鍼をやった! という実感が薄い。
○痛みや不快感を無理に抑える施術ではないので、「今だけ抑えてほしい」というニーズの人には向かない。
○施術回数は従来型よりは多め。従来型 週一回 → 3~5日に一回推奨。
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