徒手調整術研究部ネタ。
検査と調整、どちらが大事!?
本日は午後の営業時間中の記事更新になります。
ええと、今回は徒手調整術研究部の方のお客様からいただいた施術中の質問からお話を進めていきます。
※写真はイメージです。って書いておきましょう。
はい、本題。写真は鍼灸のお客様なんで、今回のお客様とは異なります。
お客様との会話の中で、こんな質問をいただいたのでお話しておこうと思います。
「先生、検査の方が、調整よりも長いですよね」
ええ、その通り。
なんのことかな? って思う人に解説しておくと、施術の構成は次のように構成されます。
1.現状確認
2.テストとその結果の確認
3.調整
4.再確認
5.終了。
まあ、ところが世間のいわゆる自称治療院?ですか、私も年間何件も調査を兼ねて施術を受けに行きますが、なんというか酷いところ多いね。
いきなり、問診表もしくはヒアリングシートを渡されて、ベッドに通されて、「どうしました?」だったらまだマシで。いきなりベッドで「うつ伏せで待っていてくださいね。今先生来ますから」といきなり、うつぶせ状態から施術が始まってしまうところもちらほら。
まあ、ヒアリングシートに腰痛とか肩こりとかチェックしているから、まあ、そういう扱いなんでしょうかね?
それは時間消費型の慰安系の施術ならば、まあ、アリと言えばありなんでしょうね。
うちは時間消費型ではなく、お悩み解決型なので、からだに無駄な負担を掛けない、合理的な調整とからだの仕組み・機能に沿った術を提供というのが基本方針なので、調整自体に時間を掛けるのではなく、一回ごとの調整結果をしっかりと示し、「だからからだが変化して、症状が解決していくんだよ」と悩み解決の方法を提案しているので、時間なんて短いほうがずっと良い。
そして施術というか調整行為というのは究極的には(からだに)”変化”を促すことが目的です。
つまり、何が変化したかを確認すること、それ自体が実は一貫した施術行為なのです。
ならば、どこが、どうのように変わったのかを”認識”させることが大事。
つまり、検査を通じて、施術前と施術後に(からだに)変化が起きたことを、頭に認識させることそのものが施術行為であると言い切っても良い。
だからこそ、毎度毎度調子を確かめる、現状認識をすることが大事なので、「うつ伏せで待っていてくださいね」で、いったい何を見るのか!?って話なんですね。
泰心堂では鍼灸、徒手調整術を問わず、しっかりと検査して、前後の変化を認識させるという行為を毎回行っているので顧客にとっても変わったことがわかりやすい。
こういうことをしっかりと意識すると、結果が出せるようになるんですね。
逆に、検査結果が良好で、前後の変化がわずかしかないなんて顧客は理想的ですね。※メンテナンス期の顧客にみられる状態。
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