夏の疲れの目安は〇〇!!
朝起きて、まず頭の大きさをチェックする。
→指と指とが重なる。→今日も元気に活動しようと予定を確認。
→指と指との間が広がっている。→頭部拡大状態→要調整!
毎日のセルフチェックはとても大事です。
改めましておはようございます。
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
本日は、作務衣姿ではなくラフな姿です。ええ、終了後このままちょっとばかし買い物に行きますので。
さて、本日のお話は夏バテ、夏負け→セルフチェックのお話。
おさらいですが、
〇人は草臥(くたび)れると歪む
〇ゆがむと体液、神経、エネルギーの流れが悪くなり、からだが浮腫む
〇自律神経系の機能低下状態が発生する。→回復力↓、免疫力↓、身体機能↓
〇歪みが強くなると、左右差が拡大し、左右対称に機能できない状態になる。
〇筋力、筋反射が低下する。
〇内臓機能が低下する。
〇この状態を蓄積疲労状態と定義する。
症状は蓄積疲労状態の結果、発生するものであり、原因となる蓄積疲労状態を解消しやすい状態へとからだのバランスを整えることが施術の目的である。
詳しくは施術案内からどうぞ。
で、今回の冒頭のチェックは二つの目の”ゆがむと体液、神経、エネルギーの流れが悪くなり、からだが浮腫む。”と関係した頭部のチェックです。
皆さんご存じの通り、頭はいくつかの骨で構成されていて、皮膚、筋肉、筋膜、硬膜、くも膜などによってつながり、纏まっています。中には脳・脳幹があり、それは血液由来の脳脊髄液(CSF)に保護されています。CSFは脳腔(頭蓋内の隙間)を満たし、脊柱管を通り、からだのあちらこちらへと運ばれて再吸収されていく液体であり、近年注目が集まる重要な体液です。
からだが歪むと、当然背骨の位置関係も本来の位置からズレます。結果、CSFの流れが悪くなり、再吸収が邪魔され、余剰のCSFが脳空に溜まります。結果、内圧が上昇し、頭蓋内が外方へと拡大します。さらに流れが悪くなると、頭部拡大状態のまま頭蓋内圧が高まり、脳・脳幹への圧迫ストレスが増大→自律神経系の機能低下状態へと移行するといわれます。
この状態は頭が固く、可動性が低い状態であり、頭の呼吸と言われる一次呼吸もまた今一つ。
がちがちの動きの悪い頭蓋にコンタクト(接触)し、微圧をかけることで頭蓋の動きを取り戻し、一次呼吸の状態を良い状態へと促し、CSFの頭蓋内からの排出と排出したことによるCSFの増産を促し、からだの体液循環を回復していくことを目的とした手技がクラニアルテクニックと呼ばれる頭蓋骨に接触して操作を加える徒手調整術です。
・・・・・・とはいえ、これを自分でってのは難しいので、簡易版を紹介しようかと思います。
これは肋骨の動きと呼吸を使ってCSFの循環を促す技法ですね。
ネタ元は、パーフェクトクラニオロジー協会 宮野博隆先生の著書『「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる!』(現代書林)に記載されていますので、詳細はそちらで。
1.仰向けに寝転がる。
2.片腕を前からまっすぐに上げて耳につける。
3.そのまま15秒
4.おろして、反対側を行います。
全体で4~6セットくらいが目安ですね。
あたまのチェックもこちらの本に載っています。
最初のうちはわかりにくいですが、何度もチェックしているうちに、今日は大きい、今日は小さいとわかってきますのでぜひとも継続しくださいね。
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