体験会Ver.2開催中→徒手調整術研究部
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
4月ですね。年号の発表もあり、なんとなく世間は浮かれムード、そんな中、実はひっそりとアイスクリームなどの乳製品が値上げ。
う~む、景気が良いのか悪いのか?
さて、Ver.2です。
ん? ああ、体験会のことですよ。
詳しくはこちらから
はい、徒手調整術研究部の専用サイトですね。
こちらでは、あたまと体を整える徒手調整術Zero-Resetの体験会のVer.2を開催中。
よくある整体、カイロプラクティックと何が違うのか!?
- 時間単価ではありません。
- 痛みや不快感をごまかすその場しのぎではなく、からだの力で良くなっていくことを目的とした根本療法系
- 短時間調整なので、からだの負担が極めて少ない。
- 極力痛みを排除した調整法なので、『痛気持ち良い感覚が来ている証拠です』などという嘘は言いません。
- からだにとってつらい施術をしませんので術後のすっきりした感じはありませんが、前後で体が動く範囲や前後左右バランスなど具体的にからだが変わります。
募集要項などは下のリンク先で熟読ください。
さて、ちょっと解説しておきましょう。
私、藤井崇次(泰心堂)は合理的な考え方を大事にしています。
なので、理論と結果が一致しない施術は嫌ですし、それを気にしない時間消費型の施術をしたくありません。
結果を求め、価値を判断すべきだと思います。
私たちは、価値を提案すべきと考えます。
例えば、「坐骨神経痛で7~8年、整形外科や保険の利く整体(話を聞くと接骨院のこと)に通ってもだめだった」のような話は非常によく伺います。
意味が不明です。これはいくつかの意味でですが、
- どんだけ酷い坐骨神経痛なの!?
- 7~8年って何やっていたの?
- そもそも保険の利く(使える)整体って何?
ざっくりとお話をしましょう。
〇どんだけ酷い坐骨神経痛なの!?
まず坐骨神経痛は、腰下肢(太腿前面を除く)に痺れ様の痛みが継続的あるいは断続的に発生する症状で、それらが坐骨神経の神経支配領域に所属することから坐骨神経痛と呼ばれます。
整形外科的な処置や考え方はありますが、現場では「そんなの関係ね~」(小島よしおさん風)で、結果を出せばよいことです。
軽症、中程度、重症とまあ分けるとして、重症で場合によっては年単位。軽症~中程度で3回~15回くらい。週一回の鍼灸施術でと考えても一月~四か月弱。まあ、さすがにうちに来るレベルで一月という人はあまりいないが、発症から時機が早いほど早く良くなる傾向はありそうである。
一般的な鍼灸師のレベルにおいても6回、12回、20回あたりがポイントになる。
……にもかかわらず、数年経ってから来院する。まあ、どんだけ鍼灸に信用がないかって話ですね。
〇7~8年ってなにやってたの?
ええとこれが鍼灸師の仕事であるのならば、とりあえず、西田晧一先生の『東洋医学見聞録』(医道の日本社、上中下の三部作)でも熟読しなさいって話ですね。
整体師の方なら、もうちっと頑張れってとこですかね。DRTやPNSJoint良いっすよ。
うちですか? そういうやり方はしていませんが、同じか、それ以上に結果を出していると自負しています。
お客様には、「お疲れさまでした。残念ながら良くなってしまいますので、うちで終わりにしましょう。」って感じですかね。
はい、ずっと坐骨神経痛でいたい方には申し訳ないんですが、からだの力を整え、引き出すと体が勝手に解決、改善しようとしちゃうんですよね。
〇そもそも保険の利く(使える)整体って何?
まず、整体施術には、保険、まあここでは療養費でしょうね、適用できません。え? だって各種療術ですし、治療目的の医業行為には入りませんので、結果的によくなろうが実費のリラクゼーション扱いするのが妥当。まあ一部の接骨院(整骨院)では整体術やカイロプラクティックの技術をなくしてしまった骨接ぎの技の代わりに使っている方々もいらっしゃるのでなんとも言えないところではありますが。
それから接骨院(整骨院)においても無制限に保険適用できるものではなくて、急性、または亜急性の外傷による一般的にありふれた怪我でなくては保険対象外。
そういう対象外に保険を使ったら? もちろん親告により詐欺罪が成立して、主犯は保険使った本人と共同正犯か教唆犯で該当柔道整復師ってところですね。正直スタッフさんは業務命令ですからね。
まあ、傷めた直後(急性)から数日して(亜急性)からという基準から考えると、坐骨神経痛は急性、亜急性であることはまずない。自転車や車と衝突して直後から痛みとかいうのならあり得るのでしょうが、基本的に数年来のものが急性であるわけはない。
また、どっかの団体は、亜急性×外傷を、亜×急性外傷と読むことで、「急性外傷っぽいのは保険請求してよいよね」と言いたいがために教科書にわざわざ記載しているそうだが、「医師と対応に・・・・・・」とか寝ぼけたことを言っておいてこれはないだろうって話。
ちなみに急性、慢性というのが医師側の区分で、慢性とは言えないけど急性とは言えない状態を無理やり亜急性と表現したようである。
後者の読み方をするのならば、亜慢性外傷がないのは言語的にはおかしい。
また、基礎疾患、基礎となる慢性症状がある場合もまた微妙。健康保険のそもそもの概念からすると同じようにリスクがあるものをお金を出しあって支えようってのが趣旨なわけで、例えば脊柱管狭窄症のない人の腰の痛みと脊柱管狭窄症がある人の腰の痛みとではリスクが異なる。同列に扱ってはいけないと思う。
まあ、正直なんなんだろうね? と思うことは多い。
整体にしろ、カイロプラクティックにして、鍼灸にしろ、安価で施術を提供することが目的なのではなく、私たちを利用していただくことで、悩みが解決、改善し、我慢していたこと、あきらめかけていたことができるようになり、生活が充実し、生き生きと過ごして終わってほしいということが目的なんです。
うちなどでは、結構ハードなお客様もいらっしゃいますので、ここで開業して10数年。時にお葬式に参列しお見送りすることもありました。中には「俺がいないのに葬式してもしょうがねえ、生前葬だ!」とまあ、時代を先取りしたファンキーな爺さんもいました。
そういう人に「安いから来てね」ってのはなんか違うんじゃねえの!?
ま、逆にこういう方っての施術にも質を問われるので、大変なんですけどね。
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