内臓系の不調に対する徒手調整術
ども、最近裏側のお話ばかりだった、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
本日も午前中は千葉県習志野市の私のサロン 泰心堂はりきゅう院にて活動、午後は船橋市某所にて施術活動の予定です。なお、私のサロンは京成大久保駅から徒歩圏内。県内だけでなく、県外からも来院されていますので通える範囲の方で、体の不調でお悩みの方は通院間隔含めてご相談ください。
さて、本日のお話はちょっとこれから出かけるので短めで。
内臓系の不調に対する徒手調整術
はい、このタイトルでさらっとお話ししましょう。
再三繰り返している通り、私たち施術家は別に治しているわけではありません。
この辺勘違いしている施術者が多くて、〇〇に効く方法とか、必殺技的なものを求める悩める方々が多いのはまあ、いつの時代も……なんですかね?
私が行っていることは
1.からだの状態を認識してもらうこと
2.調整的刺激を通じて、からだの状態を変化することで認識にギャップを作ること
3.前後のからだの状態を認識してもらうことで、良い状態を再認識してもらい、自ら治癒へと向かってもらう。
はい、これだけです。
これだけのことをきっちりと行っているから、10年以上施術活動を続けていられますし、実績を上げ続けていられるわけですね。
じゃ、内臓系の不調にはどうする?
まずは可逆性のものか、不可逆性のものかを分けなくてはなりません。
不可逆は要は元には戻りませんってやつなので、こちらは適応を狙います。
つまり、今よりましな状態ってどういう状態でしょうか? と体に問いかけることで、元には戻らない部分を抱えつつも、できるだけ良好な状態を作ろうとする、バランスを取ろうとする体の仕組みを利用して、楽な状態へと変わっていってもらいます。
一方、可逆性のものは、元に戻るものであり、基本的には自律神経系の機能低下状態に起因するものなので、低下状態を解除させることで、自ずと修復、調整されていきます。
なので、内臓系の不調とて、基本やることは同じ。
1.何に悩んでいますか、どういう状態がつらいですか?
2.それは蓄積疲労状態によるものですか?
3.それは生体エネルギー(気血、生命力、イネイト、自然治癒力)の低下、不足、循環不良など内的要因によるものですか?
4.それは毒素(細菌、ウィルス)など外的要因によるものですか?
5.それは生活習慣、食事や睡眠、運動などによるものですか?
6.それらは経絡や反応点、あるいは構造上の均衡をとることで変化していくものですか?
7.実際に調整的刺激を送ることで、からだの機能低下のサインはどう変わりましたか?
など
一つ一つ順番に従って、丁寧かつ迅速に確認→調整→再認識を繰り返すことで、あなたのからだに備わっている調整力、修復力といったものにより徐々に変わっていき、内臓系の不調とて自己解決へと向かっていきます。
そう考えると、からだの力って凄いですね。
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