たった1手加えるだけで施術効果が跳ね上がるクラニアルテクニック
こんばんは、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
ようやくApple用のキー配列といくつかのキーボードショートカットになれたかなという印象があります。
もう少し慣れると自在にとなるかな?
さて、本題に入りましょう。
『たった1手加えるだけで施術効果が跳ね上がるクラニアルテクニック』
というタイトルでお話を進めていきましょう。
クラニアルテクニックという主にカイロプラクティックから派生した調整術があります。
これ、簡単に言うと頭の調整のことです。
まあ、東洋医学においてもその哲学、身体観を突き詰めていくと最終調整ポイントが頭(脳・脳幹・自律神経系の最高次中枢)になるのは論理的に矛盾しませんからここにカイロプラクティックの人たちが至ったのは至極当然だなと思います。
ま、細かな話は個々人で仮説を立てて推論を進めてほしいと思いますので割愛しますが、東洋医学と現代医学における解剖学、生理学との整合性を考えていくと避けて通れない話ではあります。
また、本治方や根本療法といったものを考えるときも、何が本であり何が根本であるのか、そして人とは何か?を考えていくと、脳・脳機能との兼ね合いはある程度考察するべき問題となることでしょうとだけ書いておきますね。
さて、話を戻しましょう。
頭の調整をするとなにがおこるか?
できるだけ簡単な言葉で書くとこんな感じ。
◯頭がスッキリとする。
◯全身の体液循環が促進される。
◯自律神経系が正常化し、歪みを縮小、関節可動域の正常化、筋反射正常化など体を調子の良い状態へと戻そうとする。
◯結果、疲労回復が進む。
◯内臓疲労などもついでに回復していく
◯体が治癒可能なすべての状態が回復方向へと進みやすい条件が整う。
つまり自然に治癒可能な状態へと向かうと言うこと。
ついでに書くと、鍼灸もまた脳反射を利用している都合上、頭の働きが悪い人ほどその効果は出にくい傾向がある。現場で活動していて頭を活性化することで効きが良くなる印象があります。特にアレルギー症状系などは。
なら、頭の調整をしない理由はあるのだろうか?
実はあります。
一般的?にクラニアルテクニックの習得が難しいから。
そもそも頭の調整といってもそんなに大きく動く部位ではありません。一次呼吸の感覚がわからないという施術者も珍しくはありません。
また調整術自体もいろいろな人がいろいろなことを言ってどれが正しいのかわからないなんてこともザラ。
一方で、クラニアルテクニックが使えるからこそ、様々な難治性症状やどこに行っても良くならなかったとお悩みの方に対して効果を上げているなんて先生方も事実いる世界。
もちろん私もその一人ですけどね。
業界的にも日本独特の骨盤神話が崩壊し、骨盤調整しても変わらなかったという方があちらこちらに流れ始め、施術難民と化して流浪し、突然来院なんてこともちらほら。
もちろん、私は骨盤調整、骨盤矯正でも体に変化を与えて自律神経系が働きやすくすることもできますが、業界的なトレンド(流行)的には、上部頸椎
、頭蓋骨調整、あるいは足首周りの調整などへと移ってきていると日々感じています。
そういった意味でも優位性の高いサービスを提供できているのかな?とちょっとだけ自画自賛?しています。
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