結果を出すことの重要性 理論と結果が一致する徒手療法
おはようございます。
お暑うございます。
朝から正直、嫌になる。そんな人も多い今日この頃、いかがお過ごしですか?
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
本日も外部での施術の日となっていますので、泰心堂の特別な調整をご希望のあなたは今すぐメールで明日以降のスケジュールを抑えてくださいね
さて、本題。
最近の私の朝の日課には自己調整が追加されています。まあ、セルフケアってやつですね。
普段は夜寝る前にチェックして、自律神経系を安定させたり、筋疲労や筋拘縮などを意識させてから寝る→寝ている間に調整修復を促すという感じなのですが、最近は連日の熱帯夜なので、朝のチェックも加えています。
だいたいこんな感じ。
◯脈拍計測
◯頭部の一次呼吸確認(拡大/縮小、硬化など)。これにより体液循環の具合を診ます。
◯上部頚椎の反応を診ます。主にC2圧痛。違和感が微妙であれば手の相応領域で相応点反応を確認
◯関節可動域、柔軟性チェック
問題がありそう出れば
◯キネシオロジーのテスト:質問法
もしくは
◯クラニアルポイント(頭蓋の自律神経調整点)を利用したキネシオロジーテスト:接触法、あるいは二点間TL法
などを用いて検査、調整部位、調整経絡などの確認と絞り込みを行います。
※私、足のむくみは出ないタイプなので足のむくみチェックはしてません。
で、調整を加えて、再度、指標を確認。
ロジック(論理構造式)通りの指標変化が出ていれば調整は成功。
出ていない場合は、ロジックがおかしいか、検査方法がおかしいか、調整点が違っているか、そもそもの各前提条件を満たしていないのか
ま、うちのやり方の場合、前提条件からチェックするのでほぼほぼ論理式通りの結果が出るんですけどね。理論と結果が一致するというやつです。
論理式通りの結果が出たということは、からだのバランスが崩れていたのが、バランスを整えやすい前提条件が整えられた=自律神経系の機能回復ということであとはからだに負担をかけすぎないように養生するだけ。
ええ、頑張っちゃいけません。
たしかに頑張ることは大事なことなんですが、それ以上にいつも通りのことをいつも通りに行うことが大事。
その上で、頑張るところ、力を抜くというか半分流れ作業のように行うことなど軽重、あるいはメリハリをつけることが大事です。
全部頑張ろうってのは無茶な話なんですよね。
施術も同じです。
しっかりとロジック(論理構造式)を組んで、検証し、ロジック通りの結果が出るテクニックを持つことで、さっさと施術者が頑張る、顧客が時間いっぱいひたすらに耐えるという悪循環を断ち切ることが大事です。
「ああ〜、(解放されて)すっきりした」と言われているようじゃダメダメ。
「このように、しっかりと機能が回復していますから、あとはからだにお任しましょう。」と言って施術終了することの方が大事。
日本自律神経整体協会の岩城憲治先生の言葉を借りれば「(エネルギー状態を整えて)体のスーパードクターに任せる」ってやつですね。
治しているの治療家、施術者ではなくてあくまでも顧客の体。体のスーパードクター=脳・脳幹+自律神経系。
なのでこれらが働きやすい状態を作ることが施術の目的であり、◯十分揉む、傷めつける(体の要求を無視して強制的に揉み解す)のは効果的な施術とはいえません。
それは実際に自分の体にやってみればわかることです。
治していると言っているのに、体が動かなくなるのは論理矛盾ですよね? 自然治癒力が大事とか言いながら人工的な外力(害力、侵害刺激)を加え続けるあるいは長時間加えるのは論理破綻していますよね。
論理構造式大事です。
顧客の望む結果を出すには、理論と結果を一致させ、リファイン=洗練し続けて効果的な手段へと消化させて行くことが大事です。
そのためには自己調整を通じてみずからの体で試してみるというのは大事なことです。
また結果が出る、出せるということは自信につながりますし、顧客の悩みに対して「大丈夫。良くなります。一緒に効率的に良くしていきましょう!」と言えるようになります。
え?うちですか?
そこにこんな言葉が追加されます。
「そんな少ない回数で良いんですか?」
はい、できるだけ合わなくてもすむように調整しています。
では、また。
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