力任せの施術は必ずしも要らない

 ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。

 本日何本目? 下書きというかメモ書きは多数。でも記事にするのごく一部。そんなものです。しかしGoogle keep便利です。

 先日からiPad or Kindle Fire HD8+WiMAX2+Logicool K380(ワイヤレスキーボード)でメモっていますが、専らKeepを使っています。簡単に共有もできるので便利ですね。


 さて、今回のタイトルは力任せの施術は必ずしも要らないという穏やかなタイトルですね。


 これは、施術者が何の意図をもって施術をしているか、それ以前に体をどのように捉えているか? など根本療法系に至る過程で考えるべき事柄だったりします。


 私、藤井崇次(泰心堂)の場合は、明確です。


 蓄積疲労状態→機能低下状態→症状派生

 機能低下状態:体液循環不良、自律神経機能低下、左右差増大、神経持続的圧迫状態に異常興奮あるいは鈍麻など


 経絡現象や同病証、蔵府病などもこのロジックのなかに収まるように泰心堂の施術は設計されています。

 だから施術通りの結果がでる。すなわち信用できる施術→リピートしたくなる。リピートするからどんどんと良くなっていくという好循環に入っていくわけですね。


 キーワードは、蓄積疲労状態からの回復+機能正常化→体が自然に回復していく状態


 さて、この状態を作るには何に対して施術をすればよいか?


 泰心堂の施術が一貫して利用している体の仕組みは自律神経系の反射。これは鍼灸術でもカイロプラクティック由来のテクニックでも、整体系の術でも同じ。


 反射、つまり神経系の刺激によって自律的な調節を促しているわけであり、刺激の強さは反射、つまり刺激を痛覚受容器など感覚器などが刺激として受け取る程度の力加減で良い。


 つまり、接触刺激程度でも十分に変化しうるということ。


 事実として、仙骨へ同調を掛けるようなポンピングアクション(篠崎真樹式仙骨内臓テクニックなど)でも、全身に対して反射が起き、必要のない肩こりなどの筋緊張は即座に解消される。

 事実として、アキレス腱に対する微圧+伸縮刺激(疲労回復整体協会 熊谷剛 スピード整体)により腰のハリ、肩のコリは必要がなければ即座に解ける。

 事実として、背中の歪みはプライマリーブロック5秒(CSFプラクティス 宮野博隆 パーフェクトクラニオロジー協会)でまっすぐになる。


 1時間かけて揉んだり、押したり、筋肉に対して強いダメージを与えなくとも、十分な結果をわずか数秒~数分で得ることも可能。


 これは、人間の体の制御機構=根本に対してアプローチをしているから、そのような全身性の変化が起こるのであって、わずかな刺激でそのような変化を起こすことは、自然な治癒を阻害する可能性が極めて低くなると言える。

 一方で、痛みに耐えたご褒美的な解放感はあまりないので、痛みに大好きで、痛みがあれば治った気になり、実際に結果が伴わなくても満足する方々には向かないという欠点がある。


 そういうわからず屋を増産した施術者らの責任は重いと思う。


 が、現実的にはそういう方に対して、施術をあきらめるか、具体例でのわかりやすい説明と論理式通りに結果が出ることを確認してもらう行為を忍耐強く繰り返し、よりよい生活のために積極的にプロによる調整を取り入れたいと意識改革を行っていくか、いずれかの対応をしていかなければならない。


 ただ、それを丁寧に行っていた場合、既得権益的なものに胡坐をかいていた業界はどうなることやら。


 業界もなかなか大変そうだ。

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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