神癒アルファと鍼灸術

ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。

実は、本日3本目の記事だったりします。

これは結構レアですね。ええ、掲載可能な記事が3本ですから・・・・・・。


 さて、整体師?カイロプラクティック?オステオパシー?の施術者やコアな整体ファンの方なら知っているあの『動体療法』の技『神癒アルファ』のネタ。

 以前、ある業者からついにDVD教材化されたことで業界では話題になったあれですね。

 実は私自身の不調のケアにも使っているテクニックの一つです。


 先日、知人の某氏とこの技術の話をしていまして、「使い方がね~」という話になりましたってことでうちでの使い方の話をして、その感想をいただきましたのでまあ、その話をしておこうかなというのが今回のテーマ。


 何度も書いていますが、結論的には、『からだは自らの治(おさ)まりの良いところへ治(おさ)まろうとする』(自然治癒)っていうのが本質論です。

 なので、合理的に考えて最小刺激最大効果を図るというのが私の施術設計の考え方です。

 もちろん数うてば当たるという考え方もありますが、私は採用していません。


動体療法の設計者 大島正樹先生の施術はこの発想をしっかりと満たしており、非常にシンプルながら合理的な施術一式であり、ある種の数式的な美しさすら感じます。


とはいえ、そのまま技だけを自分の施術に取り入れようとなると、自称を含めた東洋医学的な鍼灸術の術式の発想だと正直、演出(検査と変化の確認)が薄味(微細、繊細、専門的どれでもOK)すぎて顧客に伝わらない部分があります。

ある種、パフォーマンス的な検査を取り入れないと、何やっているかわからない施術になってしまいますからね。


ええ、脈診とか腹診とか、顔診とかしても施術相手(顧客)にはわかりませんからね~。

というか怪しい宗教?

ある部分にそっと指をあてて「はい、大きく口を開けて~、ゆっくりと閉じて~」って誘導するわけですからなんか怪しく感じますよね。



ということでうちで神癒アルファと鍼灸を組み合わせるときのコツというか組み合わせ方?のお話をしたわけです。


泰心堂での神癒アルファの使い方

初級編

1.聞き取り調査

2.動体療法テスト DT1~6

3.該当箇所、気になる箇所の関節可動域のチェックと筋反射のチェック(弱化しているかどうか)

4.キネシオロジーによる問題個所の深浅チェック、内臓、精神状態チェック

5.神癒アルファ(コアナジオン)※ちなみに私の場合は”コアナジオン”よりも”NGIテクニック”の方を頻用しています。

6.テスト項目の再チェック

7.残ったものに対して対応箇所への鍼または灸での刺激

8.再度チェック

9.クローズ

まあ、こんな流れですね。

6.の時点で「え?」、「嘘?」、「なんで?」という感想をいただければまあ及第点ですかね?


初級編とか言っておきながら3.4.の検査が入っていますが、これはいつもの流れだからって感じで当たり前に行っているので特に意識していなかったけどつい書き加えていたって感じですかね?

通常の神癒アルファのみの流れだと、7に来るのが”クラニアル7”という手続きになります。


私の場合だと7.では鍼灸を使う場合はてい鍼術あるいは接触鍼術のイメージで鍼を置くというか触れさせる程度の刺激、もしくは直接級を1~3壮しては様子を診る(再チェック)という感じですかね?



初級を超える部分はまあなんというかその場のノリで?

まあなんというか技を修めると身体が対応できてしまうので、ぶっちゃけ体が勝手に動きます。で、それで正解なんであまり型を決めすぎる必要はないかな?とも思っています。


鍼灸術の方ではなくて徒手調整術研究部の方の話ですが、一応、本流というかメインはカイロプラクティック系でクラニアルの調整から入ると決めています。

が、なぜか終わり際が操体法(快方向への動き・流れの誘導)だったりすることもありますね。それはそのときの体の変化に合わせてなので無理にかっちりと固める必要はないかなと思います。


その人というかその時において、快刺激じゃないと身体が動きにくいあるいは快刺激が分からないから不快刺激から方向をずらして意識誘導をすべきなんて反応が分かれたりします。そのときはそういうときと判断して変化を追っていけばよいだけのことでそうすると自ずとその時点でのおさまりの良いところへとおさまります。

あとはやりすぎ注意。

これくらいですかね。


こういう話をしていたら、知人から連絡があって「めまいの方に使ってみたら、凄い喜ばれた」と。ええ、大島正樹先生へファンレターでも出したらいかが?

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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