1分でどれくらい変わるのか?
これ、午前中に描いているので
おはようございます!
からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。
まだまだ寒い日が続きますが、手洗いうがいに湿度管理を忘れずに風邪に負けない一日を過ごしましょう。ちなみに高麗手指鍼術(KHT)的には掌を使い捨てカイロなどで温めておくと、腹回りが落ち着き、免疫力が上がります。 ※学んだ限りにおいてKHTは脾胃論の影響が強い。
さて、先日からお話している徒手調整術のお話。
そもそも1分程度でどれくらい変わるのか?
正直なところ、ほとんど変わらない人が極稀にいます。でも……
これくらいは変わります。
はい、順番通りに並べてみました。多少ピンぼけしているのはカメラの都合です。なかなかしっかりとしたカメラを入れられないので。この辺は一人治療院の欠点ですよね。
前者が50度付近でロックがかかりこれ以上、上がらない状態。
後者が90度付近まで余裕で上がっている状態。
SLRテストではないのでテンションはほとんどかけずにただ手で挙上しているだけで、ロックがかかかるところで手を止め、術者である私と実際の患者である顧客に確認して前後の変化を確認しているところですね。
実際の施術はあと数種類のテストを利用して状態を確認してから施術をしていきます。この時も、キネシオロジーテストを含む数種類のテスト結果をもとに施術を組み立てています。
正直な話をすると徒手調整術を含めた調整術は、検査が9割です。
基本的に、認識→刺激→反射的調整→再認識の流れで施術は進行します。また体のほうも認識されたものを中心に付随する体の状態を高次中枢の働きによって検知し、反射調整を行いますので、いかに”認識”させるかというのが施術者の腕の見せ所です。
調整自体は、
1.脳脊髄液調整法(CSFプラクティス 宮野博隆 宮野ヒーリングラボ パーフェクトクラニオロジー協会)のPB 5秒
2.同 PB、FB
3.症状、筋緊張に対応した個別手技(パターンとしては緩消法、らせんそう流整法の部分的使用)
と手技中心の施術の組み立てでした。
全体で検査、世間話を含めて15分ほどの構成で、今回の写真は1.のPB終了後すぐに撮影しているので実際は1分もかかっていない変化です。
ま、現場での運用は基本的に対象となる個人の状態に合わせて、どういう状態になっているのかの検査、検査に対応した調整となるので、多少の変化はありますが、手技中心で行う場合はこんな感じですね。
私としてはごく当たり前の変化なんですが、顧客の皆様にはわりと驚かれますね。
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