めまい、頭痛と作用の話 脳脊髄液調整→仙骨内臓テクニック
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。
本業は鍼灸院(整体、カイロプラクティックの技術を含む)の経営です。今期は営業日週5日で、月商120万円を目指したいと思いますので、からだ不調でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご紹介、情報提供をお願い致します。
はい、改めまして、からだのエンジニア&からだの専門家 泰心堂こと藤井崇次です。
私、個人としては、”凡そ人”に対する現代医学(特に投薬関連)と、”個”に対する徒手療法では科学的証明いわゆるエビデンスの価値は異なると考えています。特に”個”の医術である東洋医学は”同じ人”が同定できない以上は本質的な意味でエビデンスを取得することは不可能だと考えています。
また、だからこそ「来た、見た、勝った」(Veni, vidi, vici カエサルの言)ならぬ、「やった、みた、きいた」の『さん”た”療法』と言われてしまう部分もあるのは否定しようがないと思います。
また、科学というのは本来には百科の学であり、博物学の系統に属するものだと認識しています。故に、必ずしも数値主義ではなく、化学的でないから科学ではないというのは理屈としては破綻しています。なぜならば哲学もまた科学に属する故に。
とはいえ、まったく根拠がないものを根拠があるかの様に偽装するのは如何なものだという至極まっとうな意見もあります。
私もまたその意見については支持する立場であり、物理学的に、解剖学的に、生理学的に妥当であることは大事。論理学的に破綻しているトンデモ理論を推し進め、顧客の無知を利用してはならないと思います。
ゆえに先日からお話しているWEBSiteでの対応を行おうという案件を進めているわけですね。
では、そろそろ本論にいきましょう
めまい、頭痛と作用と根拠
2.篠崎真樹式 仙骨内臓テクニック
まずは根拠となる論文、発表ですね。
2013年12月20日 第17回 統合医療学会にて発表された『篠崎式施術による血流・身体バランス改善効果検証試験』という論文が根拠となります。
詳細は篠崎真樹先生の『ゴッドハンド養成塾』の学会発表についてのページにありますのでそちらを参照ください。
ポイントを抜き出すと
〇施術後に正常な末梢血管の本数が増加した。
正常な毛細血管の拡張、本数増加は安全に生活習慣病の予防改善や、老化防止など限りない可能性も示唆される。
(同発表 備考より)
同ページ 「篠崎式GH施術による自律神経調整作用を推察する理由および研究」
〇施術後の末端体温上昇は施術により副交感神経優位状態に自律神経に作用した生理反応を示唆している可能性が考えられる。
など、施術後の自律神経系の調整作用についての検証
以上を根拠とし、
めまい、頭痛などは本来働くべき自律神経系の調整作用がうまく働いていないことにより生じると考えられる。
篠崎式仙骨内臓テクニックを行うことにより、正常な末梢血管の増加や末端体温上昇など副交感神経を賦活し、自律神経系の調整作用が誘発される可能性があり、結果、自律神経系の安定と調和が図られる期待値がある。
めまい、頭痛などが本来働くべき自律神経系の調整作用が正常に働いていることが理由であるのであれば、自律神経系の調整作用が期待される本施術を通して、良化することが期待できる。
と、仙骨内臓調整によるめまい、頭痛に対する施術の根拠でした。
あと整理しておこうと考えているのが、
1.坂戸孝志先生の緩消法に基づく考え方
2.一般的な鍼灸の治効に対する考え方 鍼灸学会、鍼灸専門学校の教科書などを根拠に。
3.高麗手指鍼術(瑞金療法学会)に基づく考え方
などを整理しておこうと考えています。
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