腰では無い部位に調整を加えて、良くなった腰痛の例
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
頑張って?連投です。
あ、あと午後の仕事終了してから、来月のめまい・頭痛にお悩みの方の新規受け入れ枠について業務連絡を上げる予定です。
ええと、これ別に自慢することでは全くないのでさらっと流し読み程度でよいのですが、はたから見ると「なんで?」、「どうして?」って話になったり、「すげぇ!」とか、時には「神!」とか言われたりしますが、凄いのは体の仕組みですのでお間違えなく。
ネタ晴らしを含めて前提をお話しすると、
〇40歳代 男性
〇重度の腰痛、脊柱管狭窄症の疑い、手術の可能性について仄めかされている状態。
〇発症から、何年ですかね?慢性腰痛→坐骨神経痛様症状→歩行障害で脊柱管狭窄症が疑われている状態。
〇接骨院 10件以上行脚。直近にも別の鍼灸院を知人から紹介されて半年ほど通院していたとのこと。
※手術仄めかされいる割には時間的な余裕があるなというのがこの時点での感想でしたね。
調整方法
〇頭蓋調整+DRT+小松式高麗手指鍼術
期間・回数
〇3ヶ月 10回
結果
〇略治=痛み減少、日常生活に不都合なしと本人申告。本人の申し出で施術終了。
〇一応、メンテナンス的施術を3~4週間に1回推奨、筋トレ推奨と提案。
予後
〇2か月後、肩こりで来院。現在はジムで筋トレしているとのこと
解説といってもね?
ほかで腰回りへの調整は何度も何度もって感じだったわけだから、おそらくは腰自体が原因ではなく、神経痛の類だろうなというあたりをつけて、動体テスト(大島正樹先生の動体療法参照)とFSSというキネシオロジーのテストなどで場合分けというか篩分けをしていって、引っかかったのが、頭の問題。
まあ、痛みの記憶の問題かなって感じになったわけだ。
なので頭の機能低下状態を疑い、頭の調整。
加えて、腰にやっても「いつも通りでまたすぐ戻るんじゃないかな」という思い込みが邪魔しそうだったので、”じゃない”ところからの調整を検討。
この思い込みが邪魔をするってのは実は現場では多々あり、いかにここを突破するかがキーになる。具体的に話術だったり、魅せ方だったり、それぞれのスタイルに合った方法で顧客のセルフイメージを書き換えるように仕向けてください。
で、このケースの場合は、小松式高麗手指鍼術の相点療法(相応療法)が当てはまった例。
瑞金療法-高麗手指鍼術における腰の相応領域に明確な過敏圧痛が発生しており、そこに皮内鍼を固定したら、まあ、はまったというか・・・・・・
皮内鍼を固定したときに明確なサイン(徴候)があったので、
「ちょっと歩いてみて」
と促したら、そりゃもうすたすたと歩くこと。
でもね
「え?これなに?こんなの今まで一度もなかったんだけど?なんか気持ち悪い!?」
この感想はないんじゃないかな?
結局、これが本人にとってパラダイムシフト的な効果をもたらし、こちらの考える施術間隔通りに通院いただけたし、結果も良好だった。
こんなこともあるので、技という意味でストックをいくつも持っておくこと自体はとても大事だと思います。
それでは♪
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