『小顔整体』のロジック その1
どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂 藤井崇次です。
いや、厚い。間違えた暑い。
11月だというのにこの暑さ。いやになりますが、まあ、極寒よりは良いでしょう。
さて、今回の話題は『小顔整体』のお話。
何かと世間を賑わせているネタですが、いろいろと誤解というか誤魔化しも多いようで。私の所属する整体業界と鍼灸業界でもまあ、いろいろと問題があります。友人の上田隆勇先生のところのJFACeのようにきっちりと説明して、体系だって教えて、そのまま現場に持ち込まないといろいろとトラブルになりやすいので気を付けて欲しいところですね。
何回かに分けてお話ししようと思いますが、まあ、この話のきっかけの話をしましょう。
そもそもアンチエイジングの前提にはオーバーエイジングの問題があるのである。
ええといきなりカマしましたかね?
私、アンチエイジングという言葉が嫌いです。「東洋医学とか言っておきながら、不自然な話をしているんじゃねえよ!」とつい口にしてしまった私は悪くないと自己擁護してみたいところです。
目指しているのはナチュラルエイジングです。
目指すのは30代は30代の美しさ。50代は50代の美しさです。
それはどこで現れるか?
もちろん顔にも現れるでしょう。でも、一番は、後ろ身です。
すれ違ったときに顔を認識する人ってさほど多くないと思います。すれ違って、ふと振り返ってその立ち姿が奇麗だったら……
造形の美しさというものまあ、大事ですが所作の美しさというのも人の魅力だと思います。で、後者は鍛えればだれでも理屈上可能です。前者は、形成外科ですかね?
ということはですね。自然と良い姿勢を取れる身体づくりとその体調づくりこそが私たちの仕事だと思うわけですよ。
そういう意味で大沢先生のBMKテクニックや小野寺先生のタテートテクニックの発想て良いなと思うわけです。
ですが、鍼灸業界って『美容』と銘打ってやっていることって殆どが『顔に鍼を打つ』という行為なんですよね。
少しマシなところは、そこに『全身調整』も一緒にってなセットメニュー。
ただ、それは何のための顔鍼で、なぜ、その全身調整を入れなければならないのか? 理由が希薄だな~と感じる今日この頃。
ま、余所は余所だし。と放置していたのですが、うちのお客様から「友人紹介したいから」と言われまして、普段あまりキャラに合わないので受けないようにしているのですが美容鍼灸Siteをリニューアルすることになりまして……
じゃ、普段うちでやっている美容系施術のコンセプトと世間でいわれる小顔調整系のお話をリンクしてお話ししようかなというのが今回のネタのきっかけですね。
今は時間がないのでこの辺で
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