超・簡単筋調整テープとキネシオテーピングとの違い
どうも、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
本日の一本目は先日お話した『超・簡単筋調整テープby泰心堂』の続きとして違いについてお話居ようと思います。
はい、では始めましょう。
泰心堂のキネシオテーピング自体ちょっと秘密というかコツがあるのですが、まあ、それは置いておいて基本的には、関節をまたぐかどうかと考えてください。超・簡単筋調整テープでも、関節をまたいでも良いのですが、その筋肉の性質上、コリ、硬結は筋腱の腱には発生しにくいので、筋の短縮を利用した超・簡単筋調整テープには適してるとは言い難い。まあ、効果自体はでますけどね。超・簡単筋調整テープの本質は実は皮膚の操体法なので筋とか言っておきながら、皮膚→筋の影響を使っているにすぎず、実際は皮膚への快刺激によって反射作用自体は起こっていますから。
写真で見比べましょう。
こちらが泰心堂のキネシオテーピングの簡易版。用途にあわせてがっちりと貼るか簡易補正にするかは適宜選んでいます。右ひざの痛みということで膝蓋骨の下縁を固定しつつ、関節の隙間を軽く圧縮して広がりすぎないように止めてあります。テープ自体は伸縮性がある物なので関節を固定しているわけではなく、動き自体は阻害していません。
で、同じ症状の超・簡単筋調整テープですね。私は、コリ、硬結という直接的なサインよりは経筋という経絡の概念を使った施術を得意としていますので、先の膝の動かし方と痛みの発生の仕方を観察して、足の厥陰肝経の経筋病と判断したので肝経上の末端部分から筋腱皮膚などの明らかな緊張状態を探して、そこにテープを張っています。
コツは末端から探すことで、極論、指先にテープ一巻きして効果が出る人もいます。指先への刺激は昔、昔に泰心堂で開催した、『週末アスリートのための腰痛対策講座』で扱ったネタでもあります。
ざっくりとこの辺り変な感じがする、この辺り硬いとかで貼っても効果自体は出ますのである程度最初は適当に張っていただいて結構。目安はスパッと痛みが消えるかどうか。または軽くなるか。
決まるとこちらでもスパッと痛みが抜け、関節の動きが改善します。
ただし、どちらが良いのかは、ケースバイケース。日常動作程度に問題程度であれば超・簡単筋調整テープで十分なことが多いですが、山登りやパワーウォーク、あるいは動きの激しいスポーツなどはきちっとキネシオテーピングや泰心堂でも行っている超パフォーマンスアップテーピングなどしっかりとした補強補正をしておいたほうが良い場合があります。
ただ複雑な巻き方やテンションのかけ方がどうとかはないので超・簡単筋調整テープby泰心堂のほうが簡単だとは思います。
では、このへんで。
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