タイミングを計るのが大事
ただいま夜更かし中のからだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
ええと本日も習志野市大久保のマイサロン 泰心堂はりきゅう院 で活動します。
トラックボール良いですよ。私はエレコム株式会社のEXーGを使っています。慣れるまでたぶん違和感ですけど、指先でボール回すだけでスパッとポインティング。このスピードが気持ちよい。
はい、戯言はこのへんで、本題に行きましょう。
ええと『タイミングを計るのが大事』、うん、そのままですね。以上
だめですか?
はい、じゃ、少し真面目に。
施術はタイミング命です。がちがちに固まった筋肉をほぐすのに腕力はさほど要りません。どのタイミングで神経に作用して、”緩め”という情報が入るかが大事です。
基本的に神経で制御されているのが人の体というもの。当然、”筋肉を固めろ”という命令が出ているから、がちがちに固まるんです。
ってことは強く押したから緩むというのはただの妄想。
例えば手で筋緊張を緩めようと思ったら、圧をかければよい。
ポイントはかける圧ではなく、圧を抜くタイミング。生理学という体機能の話になるが、筋肉というのは神経に支配され、収縮するというアクションを起こす。実は弛緩するというアクションはなく、スイッチが切れたから収縮しないという消極的なアクションが筋緊張が緩むという現象の一つである。
一方で人の体は刺激を受けると瞬間的に緊張する。つまり筋緊張を起こす。その後更なる刺激がないとやがて筋緊張が解除されて、緩むという現象が起こります。一方で、持続的な刺激や、身体を傷めるような刺激が入った場合は、緊張が継続したり、強い緊張になったりする。
また強すぎる刺激が継続されると、疲弊して反応できない状態ができる。一見、この状態は”緩んでいる”かのような状態になる。が、実際のところは”緊張できない”状態であり、緊張できる状態になった場合、即座に筋緊張というアクションを起こす。これ、要は”揉み返し”というやつ。
じゃ、効率的に緩めるには?
論理的に考えればわかりますね。
微圧をかけ、筋緊張が抜ける徴候を感じたら圧を抜けばよいのです。だからただ触っているだけのような、ごくわずかな刺激を与えるだけでも、患部を揉まなくとも緩むという状態は作れます。
つまりタイミングを計るのが大事なわけです。
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