普段使いの鍼の話

 ども、連投もとい連続投稿のからだのエンジニア & からだの専門家 鍼灸師 泰心堂こと藤井崇次です。

 ちなみに原稿はあらかじめメモ帳で書いて、メモ帳で入力して、隙を見てカット&ペーストでの投稿になります。


 では、普段使いの鍼のお話です。

 ええとこの質問ってかなりマニアックな質問ではないかと私は思います。まあ、”質問に答えます”とかやっていますので、まあ、こういう質問が来るのは仕方がないことかと思いますが、以前答えませんでしたっけ?

 ま、最新の事情ということでお話すればよいでしょうか?


 私、泰心堂こと藤井崇次が最近使っている鍼は、てい鍼です。

「えっ!? 嘘でしょう!?」とかいうコメントが聞こえてきそうですが、マジです。というかですね、一周か、二周くらいまわるとね、鍼を刺すという行為が何というか引っかかるようになるわけです。ちなみに私の場合は一周目が太さへのこだわりで、二周目が深さへのこだわりで技術の研鑽をしていたように思います。三周目は”接触”ということそのものについての考察と研鑽ですね。

 なので、最近は刺すだけのために鍼を用いる、ダメージ&反射としての鍼術については何とも言えない微妙な気持ちを抱えています。

 ま、もともと「なぜ、それを用いるのか?」を考えるべきだと懐疑主義的な立場から考えていましたし、必然の流れだとは思います。

 かといって、オカルティズムや神秘主義に傾倒する気はないのであくまでも実利を考えたとき、てい鍼で行けるのならば、刺激量、刺激法として大きなメリットがあり、治療院の財布的にもメリットがあり、コストを上げなくてよいので施術料を上げなくてよいというメリットもあり、・・・・・・まあ、いろいろの事情でだんだんと刺す鍼の比重は下がっています。


 ま、それはそれとして私が使っている鍼は、小越健二作のチタンてい鍼(カスタム注文)、それから小里式てい鍼 銀製、大師流小児鍼(釘鍼みたいなやつ)、青木実意商店に注文した泰心堂式てい鍼(毫鍼型)と寸3-4 銀鍼(前田豊吉商店)、カナディスポ寸3-4、カナケン皮内鍼 平軸3mm、9mm。

 あとは瑞金療法協会の新手指鍼ですね。こまつ式の高麗手指鍼術の施術を提供している都合上使っています。興味のある方は、こまつ式高麗手指鍼術 小松隆央で検索してください。時機が良ければ講習会の参加案内が出ているはずです。


 ほかは別件で、セイリンのディスポJタイプを使っていますが、これは私の鍼ではないのでよいでしょう。

 ちなみにセイリンの鍼は、J15と皮内鍼9の字 9mmくらいかな? 使っているの。


 こんな感じで。

習志野市大久保の鍼灸&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は7万回以上。 頭痛、めまい、疲労感を伴う体調不良などの取り扱いが多い各種特殊鍼灸術を用いる鍼灸院 こまつ式高麗手指鍼術、DRTなど認定院 【ご予約はメールまたはWEB予約から】 taishindo@outlook.jp 047-404-5225

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