不妊対策 最初のお客様

 どうも、からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次です。

 針灸って未だに、”怖い”というイメージが強いそうです。ただ、面白いことに受けたことのない人ほどそういうイメージを持っています。普通は、「わからない」だと思うのですが? なんででしょう?

 はり師、きゅう師って法律上は医師に続く医業資格なんですけどね?


30代前半 女性 不妊状態4年

 泰心堂で最初の不妊(対策)鍼灸のオーダーを受けたときのお話です。2015年現在ですからちょうど9年前でしょうか? 昼過ぎに電話がかかってきました。

「あのう、不妊に鍼灸が良いって聞いたのですが、こちらでされていますか?」

 これが不妊鍼灸を始めるきっかけでした。

 女性の体の状態は、積聚治療でいうと強い冷えが生じている状態でした。

 強い冷えと程度を判断したのは、脈調整と言う段階で、脈から受ける感触がほとんど変化しなかったからです。なお、言葉を足すなら、この”冷え”は「からだの機能が低下していますよ」というサインのこと。温度的な冷たい温かいに影響はありますが、そのものではありません。

 この”冷え”が生じている結果、からだのバランスが崩れ、病の状態に変化していると考えるので、施術は、鍼を用いて体を変化させ、体のバランスを取り戻すことによって冷えを解消することを目的とします。具体的な手順は積聚会の先生方の説明に譲るとして施術例のお話に戻ります。

 体の状態を示す一つの目安であるお腹の状態は、腎積。通常は、痛みや強い不快感を目安に積=気の偏りを判断し、どこから体のバランスが崩れているのかを判断しますが、この時は反応が著しく鈍い動積を確認。腹壁などが硬直化し、腹部の動脈の拍動を強く感じる状態である。他の観察指標から判断しても体の反応が鈍いので、方式としては逆治 第四方式を採用し、からだに大きな影響を与えて、症状を表面に出していき、そのあとで出てきた症状を参考に体の状態を整えていくという方針を採用した。

 母校在学中に「”逆治”は連続してあまり行わない」という話があったが、明確な症状が出るまで逆治を主として、その後、からだの状態に合わせて方式を変えることにした。はじめの2か月は逆治が多く、次いで順治。3か月目以降は会話から不安や家族からのプレッシャーなどの話を伺いつつ第二方式がメインへ。5か月目からは順治。7か月目の途中で産婦人科の検査を受けて、8か月目で「妊娠しました」と聞き、不妊対策は終了。その後も妊娠中の体調管理のオーダーを受ける。

 出産は実家の方で行うことになり、妊娠25週でご実家へもどるのに合わせて終了。


 予定日を過ぎてから、「生まれました。これでダメだったら・・・、そう思っていましたけど最後に大当たりを引きました!」そう、嬉しそうにお電話で連絡をいただきました。



 当時の泰心堂は、積聚治療をメインとしていましたので、積聚治療で不妊対策をしましが、2012年以降、高麗手指鍼術での施術するケースが増加しています。高麗手指鍼術の方が相応部位を利用することで、子宮、卵巣に的確に安全に刺激ができるから、私としても推奨しています。

 あとは別の要因として、ほかの鍼灸院で不妊鍼灸を受けてから転院してくるという方もいるので、「普通の鍼灸よりは、特別な方が良い」という要望で高麗手指鍼術を使うケースが増えています。

習志野市大久保の鍼灸師&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は2万回以上。 疲れた身体を活性化し、ストレスに抑圧された心を解放する鍼灸術を提供している千葉の鍼灸整体院

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