あるアトピー患者の苦悩と解放 その1

 どうも、からだのエンジニア 藤井崇次です。

 鍼灸の現場に出て10年超、わりと多いのがアレルギー系の疾患です。

 アレルギーと言ってみなさん何を思い浮かべますか?

 そば、小麦、ピーナッツ、……食べ物ばかり浮かんだあなた!

 おめでとうございます。私の仲間、”食いしん坊”です。

 とま、ズレた話は置いておいて、針灸で取り扱いの多いアレルギー性疾患は三つ!

1.花粉症に伴う結膜炎、鼻炎

2.喘息

3.アトピー性皮膚炎

です。ああ、やっと本題が出ましたね。


 そもそも、わざわざアレルギー性疾患と分ける理由は何か?

 それはですね、症状が免疫力が弱くて生じる症状と、免疫力が強すぎて起こる症状とがあるからです。

 アレルギー症状は後者、免疫力が強すぎて起こる症状ですね。

 今回はアトピー性皮膚炎にターゲットを絞る予定なので思いっきり偏りましょう。


 そもそも、人間と言うのは自分を最適だとおもう状態に保と言うという体の仕組みを持っています。この仕組みを自律神経系と言ったり免疫系と言ったりするわけです。ちなみにギリシア医学では自然治癒力と称します。東洋医学ではないので要注意。

 このガード&リペアシステムが、ウィルスや細菌など外敵から体を守り(ガード)、どこか調子を崩した時にはいち早く察知して修復(リペア)しているわけですね。特にこの修復時には強い化学反応=炎症を起こすので、患部が熱を持ったりするわけですね。

 化学反応で熱が出るのはみなさんご存知の通りですね。私と同年代なら中学の理科で話が出て、Mg(マグネシウム)を燃やしてMgO酸化マグネシウムにしたり、高校の化学で1モル当たり~とかいう話でJ(ジュール、熱量の単位)計算したかと思います。

 腰痛改善でも肩こり改善でも、うちならめまいや自律神経系でも、この熱=炎症がとっても重要何ですが、これが悪さ、暴走しているのが、アレルギー疾患というものです。具体的なIg〇とかは専門的かつ東洋医学的な施術には特に必要がないので割愛。

 そしてこの暴走が花粉によって引き起こされれば花粉症と言われ、ほかにハウスダストやらでも起こります。ただ、施術者側から見ると精神的、肉体的なストレスが大きくかかるイベントを境に発症する方もいるようなので、いわゆるストレスによって起こるというストレス学説もまあ、良いとこついているのではないかと感じます。

 特に皮膚にこの免疫過剰反応である皮膚炎症がおこるのがアトピー性皮膚炎。ちなみにアトピーの語源はアトポス(atopos ギリシア語)なのは割と有名な話です。直訳すると居場所不明? なんか失踪した人みたいですよね。

 私こと泰心堂は、このことを知ったとき「やっぱ遊走性じゃん」とか東洋医学用語で納得したものです。はい、たぶん鍼灸師ならわかる言葉ですね。どうしてかは後述していきます。

 症状としては、皮膚のかゆみと炎症と、悪化すると衣擦れの痛みと腐敗臭。

 程度は人によりますが激症期と緩解期を繰り返すという特徴があります。

 なお、保湿クリームとかの相談をされる方がいますが、この辺は主治医がいる場合は「主治医と相談してださい」というのがお手本的な回答で、主治医がいない患者さんの場合は懇意にしていてる皮膚科を紹介するのもありだと思います。

※理由は、あはき法で明文で禁止されている。投薬の指示に当たる可能性が高いから。何かお勧めしたときは必ず「お医者さんに使っていいか確認しておいてくださいね」と伝えてください。

 あと特に注意しないといけないのが、感染と眼下疾患の併発です。この段階で鍼灸単独ではなく、病院の分野になりますので、要注意。鍼灸師は適切な医療機関、この場合は主治医のところにすぐ行くように指導する必要があります。

 はい、ここまでが前提にあたるお話ですね。次回で東洋医学的なお話、そして実際に受けた患者さんのお話を回を分けて行いたいと思います。

習志野市大久保の鍼灸師&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は2万回以上。 疲れた身体を活性化し、ストレスに抑圧された心を解放する鍼灸術を提供している千葉の鍼灸整体院

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