泰心堂を支える技術
どうも、本日2本目の投稿のからだのエンジニア 鍼灸師&からだの専門家 藤井崇次です。
はい、今回はカフェ ヴェローチェで原稿を書いています。
将来的にスタッフを雇用した際にスタッフに使えるようになって貰う理論や技術は実に多くの資料と経験から何度も推敲されて作られます。
私が提供したい技術は、前後差がはっきり出ること、継続価値が高いこと、高過ぎる技量や複雑な手順、膨大な時間がかからない技術です。
施術は即時効果と持続的効果の組み合わせであるというのは泰心堂の一つの結論です。
即時効果つまりは即効性がなければ信用獲得は難しく、施術者も目の前で変わらないのだから自信が持てない。
だが、体質由来症状や長期にわたる症状、傷を伴う症状の改善は新しい状態をいつも通りに書き換える必要があったり、長い時間の果てに変形したものを除去したり、傷の修復を行ったりとどう考えても時間がかかる作業です。
なので施術者側は何が変わりやすいもので、どれが変わりにくいものなのかきっちりと分けて考え、それを的確に顧客に伝える必要があります。
そもそもすぐに治らない症状が、すぐに治るわけがない。
そういったものを見極めるには判断基準しっかりとしている必要があります。
さて、話を戻しましょう。
泰心堂を支える技術でしたね。
一つは解剖学。私の頭の中には3D図での人体模型があります。
一つはカイロプラクティックの理論
一つは東洋医学の理論
一つは積聚治療の基礎概念
一つはこまつ式高麗手指鍼術
などなど挙げていくときりがないのでこの辺にしましょう。
あとは数十年間写真を撮り続けてきた目と不器用だからこそ膨大な反復継続に果てに得た身体感覚ですかね。
もちろん、最後のは是非とも身につけて欲しいと思いますが、それらを抽出し再構成することで高い効果を保ちつつ教えたら使える技術を作るそれが今後の課題ですね。
自分しかできない特殊な技術はパフォーマンスとしては良いのですが、現実的な話、それが必要な顧客は一人でみなくてはならないわけで気力、体力に限界のある人のみでは難しいのではないでしょうか。
ならば、誰にでもできる方法論に落とし込むという行為には大きな意味があると思うわけです。
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