今朝の一本目の調整 頭蓋からの変化
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。本日一本目の調整が終わったのでさらっと記事を。って書くとWPサイトをご覧の方からはさっきから60分経ってないじゃん?と言われそうですが、うちは1枠20~30の設計ですから。あと施術は時間じゃありません。むしろ時機(タイミング)のほうが大事。
さて、サクッと本題に行きしょう。ネタとしては、クラニアルテクニック(頭蓋骨調整技術)になるのかなと思うのですが全体では鍼灸の顧客のなのでこっち。
いつもの定期メンテナンスでの御来院。
あ、定期メンテはおススメです。かかりつけの院に相談すると受けてくれますよ。泰心堂の場合は鍼灸部も徒手調整術も2~3週間に一回程度のメンテナンスをお勧めしています。
で、右足首に違和感があり、踏み込むと痛い時があるということで、まずは再現動作から。
1.右足を半歩前に踏み込み体重を掛ける→痛みではなく違和感。
2.右足を一歩前に踏み込み、膝を曲げ体重を掛ける。足首、∠Rで痛みなし、違和感より強
3.右足を3/4歩前に踏み込み、膝を曲げかつ前に出し体重を掛ける。足首鋭角にて痛み再現。
ほかにもチェックしたけど、足首に関しては3.が基準。
全体的な歪み、違和感については、右の側頭骨が気になったので、セットしてトントンと3回ほど刺激。
施術というかスクリーニング(ふるい分け)
1.側頭骨に接触し手をセット
2.トントンと刺激を送る。
この手続きは現在プロモーション中の松井バランス研究所 松井真一郎先生のMB式整体-頭蓋骨調整に相当します。なお、プロモーションしているのは最新作ソリトンウェーブ。実は先行して教わっておりちょくちょく使っていました。
で、3.を再度チェック。調整前をVAS10として調整後VAS0(痛みなし、違和感なし)。
※VAS=Virtual Analog Scale、簡単にいうと10段階評価。
その後、ささっと調整して終了。
なんで、頭?って聞かれましたが、実は頭じゃなくても良いのですが、頭が気になったから頭から、足首というか全身まで振動波を通してみたわけです。なんというか浸透勁?みたいな感じのやつです。空手の人だと”透徹”って言えばわかります?まあ、打撃系の奥義っぽいやつですね。実はあれ純然たる物理現象なんで、再現可能です。
施術においては妄想より、物理大事ですからね。
個人的には、経絡学や蔵府論なんかより物理、数学の方が大事だと思います。
物理、数学と聞くと「え~!?」とか「勉強嫌い!」という人が多いのですが、ざっくりいうと「なんでだろう?」と「こうするとこうなる」というのが物理と数学です。だって、もともとの発想がそこから始まっているから。
ともあれ、今回は頭から全身に向けて、足首へ影響を波及させ、からだが自身で最適化した結果、足首の違和感、痛みが取れたということですね。
さてそろそろ次なのでこの辺で。
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