深層部のコリ、癒着のリリース
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。
ええと、ただいま、午後の施術に向け、合間で準備中。そして、明日の情報解禁に向け、イベント用の原稿の書き出しをしています。
一応、明日4/1の元号発表前に、告知。水曜日分から受け付け開始の予定ですので、注目&情報配信いただけると大変助かります。
あらためまして、泰心堂こと藤井崇次です。
本日の症例は、某(どこだかは知らないが)接骨院から回ってきたお客様。珍しいことに接骨院の先生からの紹介案件なんです。
実は私の鍼灸術の講習に来ていた教え子なんですが、このお客様は、どうも整形外科→接骨院A→整骨院B→整骨院C→整骨院&鍼灸院Dのようにいくつもの治療院を渡り歩いて、彼のところに来院されたそうです。
で、1年半ほど経過して、前方挙上が肩より上には上がらない状態。「2~3回やってみて変化が出なかったので」とうちに紹介したそうです。
先に結果を書いておきますが、この方はたぶん治る時機に来ていたのでしょう、私のところでは1回で終わり。施術直後で前方から頭上まで挙上可。※ぎこちなさはある。
遠方よりの来院だったので、一回のみでしたが、まあまあ納得のいく効果が出たのではないでしょうか。
毎回こうだと、経営的には困りますが、ここまであっさりと改善するのは時機の問題とかもありますのでレアケースですね。
今回、行った手技は鍼灸ではなく、徒手調整術。もちろんコンディショニングの必要もあったので、鍼灸自体は使いましたが、肩回りの症状に対しては徒手調整術のうち膜解放(いわゆる筋膜リリースに近い)の手技を使いました。
これは別所での施術では一切使わない施術ですね。ええ、うちだけで使っています。
参考になるのはSOLECKAの古藤先生のAtoZ。
”膜”を意識することで、深層からまとめて緩めていく手技を利用することで、深部の緊張を緩めることができたので、しっかり挙上できるようになったわけですね。
アナトミーチェインとか、経筋とかまあいろいろという人がいますが、要は人の体は多層構造かつすべて連関、連動しているという意識をもって施術するかしないかだけなんですけど。
この意識と具体的なからだのアクションをとらえられるかが肝です。
これができるとあとはキネシオロジーテストを使うことで、調整個所を絞り込みを行うことでどこに問題があり、どうとっていくかを決めることができるので、今回みたいなあっさりとした、ある意味、患者さんも「今まで何だったの?」と思うような効果が出てしまったりします。
おっと、そろそろ移動時間なのでこの辺で
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