夏場の体調管理→灸
ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。
なんというか、もう「本日も暑いですね」は飽きました。
そして「水分補給、塩分補給忘れずに」も。
でも、飽きたからと言っておろそかにしてはいけません。
そして間違えても「暑い」を「厚い」にしてはいけません。(冗談として使う場合はタイミングを考えましょう。)
さて、そんな暑さの最中、実は私のところ『泰心堂はりきゅう院』では夏場は灸をすえる頻度が高くなるという傾向があります。
まあ、ぶっちゃけると私がそのように設計した灸療法をセルフケア兼用で施すからなんですけどね。
※「家でも暇つぶしがてら施灸してね」程度の推奨。
ここでは何度も書いていますが、人のからだの仕組みから考えると「頑張って揉み解す」ことにさほど意味はありません。
いわゆる”こり”や”はり”は理由があってできているのですから、その理由が解消されれば、自ずと”こり”や”はり”は解除されていきます。
また、それに伴う痛みや不快感もです。
本来は適切な時間をかけて、修復調整がなされ、最適化が行われるのですが、それがうまくいかずに、”こり”、”はり”、”痛み”や”しびれ”、”不快感”に悩まされているのは、まぎれもなく、そしてほかでもない”あなた”のせいです。
それらが起こる姿勢や作業を繰り返し続けたり、過剰に痛み止めで痛みをごまかしたり、休むべきところを休まなかったりと自分で悪化することを継続していると、身体は治さなくてもよいと判断します。
「だって、いつもどおりだもの。」とね。
そういう意味で、あなたのせいです。
大事なことは、「いつもどおりだもの。」と思い込んでいる頭の再教育というか再起動?
なので、検査を通じて、現状を再認識し、きっかけを与えることでえ、現状可能な最適化を促し、それが日常生活で異感覚を生じさせることで、最適化のためのからだの機能を再起動(Reset)させること。
つまり、からだのリセットをすることが大事なわけですね。
ちなみにですが、このからだのリセット、適切な方法で行うと”秒レベル”行われます。
どういうことかというと、世間でいういわゆる自律神経調整、全身調整、骨盤調整、・・・・・・などなどと言われている調整、これが瞬間で終わるということですね。
具体的にはこの灸療術でいうと、「熱い」と知覚神経と脳で感じた瞬間、反射的にからだの変化が促されます。
実際、普段の施術に加えて夏バージョンとして公開している灸術は全工程で私が行うと5~7分です。
内容的には、
1ーa:現状確認(これは普段の施術の中で行っているのでセルフケア用ではさらっと流しています)
1-b:左右差(動作)確認(手足などを動かして左右差確認
2:施灸(左右三か所ずつ)
3:再確認
の三工程。時間が掛るのは、簡易灸の使用準備と火付け、熱感を感じて灸をとる時間くらいなものなので5~7分程度。
ええ、10分にも満たないケアで、
〇よく寝られます。
〇頭がぼ~っとする感じが少なくなりました。
〇むくみが減った気がします。
などなどなかなか好評な感想を毎年いただいている、ある意味で鉄板ネタですね。
ちなみにこれ実は私が自分で使うために開発したものなので、自分で使っています。
これひとつで、頭蓋調整(クラニアル)、(上部)頸椎調整、背部調整(脊椎の捻じれ)、骨盤調整(この呼称は好きではないです)、四肢の調整、自律神経調整、疼痛抑制、疲労回復促進、姿勢の最適化、・・・・・・などなどが簡潔に、完結します。
一応、鍼灸師さん向けにネタばらしを書いておくと、要は”太極療法”です。遠道刺、巨刺、陰陽交差刺、経絡治療、奇経療法、入江式、KHT、カイロプラクティック、操体法などなどを分解、再構成してシンプルな太極療法として構成したので、誰が来ても、どんな症状でもまずはこれでOKというやつですね。
あとは自分で作ってください。
一般の方、特殊な方もうちに施術に来られたら、7-9月中はおまけに指導していますので、興味のある方は予約を取って来院してくださいね。
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