質問に答えます。その54 鍼って何本くらい打てば効くのですか?

 おはようございます!

 からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)です。

 本日は金曜日ということで、本業の習志野市大久保の泰心堂はりきゅう院、同 徒手調整術研究部の活動になります。最近、卒業生(治癒、略治)が多数出た関係で土日のスケジュールが空き気味なので、週末しか時間が取れない方、チャンスですので狙ってみて下さい。

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どうしても鍼灸は怖くてという方へ


はい、宣伝はこんなところでよいですか?

では、本題。

『質問に答えます。その54 鍼って何本くらい打てば効くのですか?』

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。といかないのが、根治療法、本治方の世界。

できるだけ少ない本数、少ないダメージで、体の力を邪魔しないことが大事です。


ただ、一回当たりの本数は、術式(流派)や施術者の狙いによって異なります。

と前置きをしておきましょう。


「藤井先生、はじめてメールを出します。○県○○市の鍼灸師Gです。今年免許を取ったばかりで、接骨院鍼灸院に勤めていますが、正直なんか違うなと感じています。将来的に開業したいので、根本から体を治していく東洋医学の真髄というか、理想の本治法を学べるようなことが書いてあって入社したのですが、やっているのは痛いところに鍼を刺すだけだったり、弁証もせずに適当に40本近くの鍼を打つだけで、「根本からとか言っていたのは何だったの?」と思う日々です。(中略)。将来的な開業を考えているので、本格的な鍼灸を学びたいと切望していますが、ざっと調べたところ言っていることはバラバラで、鍼の本数も1~100本近く。一体でどれが正しい情報なのでしょうか? また何本くらい打てば効くのでしょうか? 調べれば調べるほど悩むばかりです。アドバイスよろしくお願いします。」


はい、G先生、メールありがとうございました。

いっぱい悩んでください。


そうですね、4月の就職組も手続きを一通り覚えて、受け持ちの患者さんも少しずつ増え、何となくこうすればよいというのができてきて、少し周りを見渡す余裕が出てきたころ合いでしょうか?


ま、やり方云々については、立場(=ものの見方、とらえ方)を決めてからのことなので、まずは自分が理想とする施術方法の条件、対象(年代、性別、職業や趣味嗜好)、時間、コスト、得意としたい症状、部屋の広さや1時間当たりの施術人数や同時施術の可否などをとりあえず紙に書きだしてあてはまりそうな施術方法を探してみるのもよいでしょう。


答えを先にあげるのであれば、別に何本打とうがどうでもよいこと。

結果が出て、顧客が納得して満足してお金を払ってもらえるかどうかの問題。



なんで、こんな話(結論)になると?と言われるとですね。

私自身はたくさん鍼を打つやり方も、少数穴勝負の針灸も両方とも学び修めて、実践してきたからです。


私の場合、


免許とってすぐに出張専門で開業届を出して、その足でお客様のもとに往診に行き施術家生活スタートなんですけどね。ええ、時間を持て余したことあるんですよ。

今でこそ、場所持ちなので、寝かせておくやり方も、一緒に変化を追っていくやり方を自在い切り替えることができますが、往診って、道具もスペースも限られるのでなかなかにそれは難しいわけです。


いろいろ条件的な制約があって、


お客様の家のダイニングテーブルで向かい合った状態で高麗手指術の施術をすることになった例では、効果出るまでひたすらお茶飲みつつ、世間話に興じていたなんてのもありましたね。

ええ、30分くらいですかね?

正直に言いましょうか、とっても手持無沙汰でした。


お客様の家で美容鍼灸の施術を施したときなんて、鍼を打ち終わって15分ほど息をひそめて気配を消して、少し離れたところにいたなんてこともあります。ええ、施術中に寝ちゃったうえでに顔の処置をしていて少しばかり置鍼の時間を取る必要があったので。

こちらは気まずいなんてもんじゃない!


また別の件では、鍼を置いておく間、ご家族と将棋指しながら話をしていたなんてケースも。なかなか白熱した1番になりました。お互い上手ではないので。


はい、置鍼系の技術は”間”が大事です。ゆえに”間”を持て余すということが起こりえるので、この辺をどうにかするすべを持っていないと、往診では使いにくかったりします。

逆に、自分店舗をもっている場合はブースを区切っておけば、出てしまえば、書類仕事なり、別のお客様の応対なりといろいろできますので、手が空く時間を作るという意味ではよい技術だったりします。


逆に、私が学んだ積聚治療という技術はからだの変化を連続的に追っていく連続運鍼系の技術なので待ち時間は基本的にありませんが、仰向け、うつ伏せなどの特定の姿位が取れない場合やりにくかったり、1対1で施術する技術なので、複数人同時進行ができません。また坐位や側臥位で施術すること自体出来なくはないですが、重力の影響や姿勢による皮膚や筋にかかる負荷などを立体的かつ動的に意識できないと連鎖的変化を追えないという部分もありますね。できるだけ基本姿勢にのっとって施術をすることが望ましい。


とまあ、私が修めている施術法とそれぞれの往診に行った時の経験を踏まえてあげてみました。

いろいろと場所の制約、時間制限あるいは使用可能な道具やらが限定される条件などがあったり、施術方法自体にそれぞれ長所短所があるということは覚えておいてほしいと思います。


さて、それらを踏まえて

何本鍼を打てば良いか、効くかについては本当にまちまちです。

私の場合、最小ダメージ最少時間、最大効率というのが基本的な考え方の柱の一つなので、そもそも『あまり刺したくない』というところから発想が始まっていますので、10箇所を超えない程度で、十分に変化させることを念頭に置いています。結果、最少 1本の接触刺激、最大 十数か所の刺鍼&置鍼。

これで効果を出しています。

※こまつ式高麗手指術については別枠。概念が全く違うので。


別にたくさん刺す施術を否定するわけではありません。

ただ、結果と顧客の満足度、そして施術者自身の負担も考えて妥当な施術を選ぶべきだと思います。



習志野市大久保の鍼灸師&整体 泰心堂はりきゅう院

臨床経験10年以上、総施術回数は2万回以上。 疲れた身体を活性化し、ストレスに抑圧された心を解放する鍼灸術を提供している千葉の鍼灸整体院

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